週明けの11日、先週公表された6月連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨や最新6月の雇用統計を受け、短期金融市場では米連邦準備制度理事会(FRB)が7月連邦公開市場委員会(FOMC)で6月会合に続き2会合連続で0.75%の大幅な利上げを実施するものと見られている。
基準金利:0.25%⇒3月0.5%⇒5月1.0%⇒6月1.75%⇒7月?
ドル指数(主要通貨に対する強弱度指数)は108まで上昇、2002年10月来の高値を更新している。上昇基調にあり高値を探る展開が予想されている。
ただ、一時3.4%台まで上昇していた10年もの米国債金利の利回りは3%台を切り2.982%まで低下している。
昨年1.9兆ドルも新コロナ経済対策でバラ撒いたことから、昨年10月からそのツケが物価高と購買力の強さからインフレが表面化、今度は金利を急上昇させ、インフレ退治に躍起になっている。世界各国はハタハタ大迷惑である。