アイコン DIOR 対 中国、「馬面裙」(マミアンスカート)デザイン盗用主張

Posted:[ 2022年7月28日 ]

ディオールのプリーツミディスカートが、中国の「馬面裙」を模倣したという疑惑が提起され、中国人留学生たちが欧米で説明を求めてデモするなど炎上している。

問題になっているのは、スカートの両側面にプリーツがあり、前後に深く開いている点を挙げている。
中国の人たちは、乗馬のときにスムーズに乗れるよう明時代に開発され当時定着した伝統衣装「馬面裙」(マミアンスカート)と似ていると主張しているもの。

どこか似るのは服飾の世界ではよくあること、
こうした論争を仕掛けるのは器量が小さい人たちの国、目立ちがり屋が多いのだろう。
問題提起し炎上すれば、ユーチューバーにとって巨額を稼げる場となる。

こうしてニュースが世界で配信されると、中国衣装がその後よく売れることにもなる。
中韓のキムチ発祥国論争も世界で配信され、今や中国製も韓国製もキムチが世界中でよく売れている。中国製は朝鮮族が漬けており、味はほとんど一緒。安価な中国製キムチは、韓国へ韓国の生産量に匹敵するほど輸出されている。

 



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ただ、現在も生きる固有で伝統的なデザインや柄のものはいただけない、国や民族のアイデンティティに直結し、説明が必要となるのは当然。

中国は55年前、文化大革命=紅衛兵運動において、伝統そのものを否定した国。当時、そうした自国民を粛清し、数百万人から数千万人を殺害・行方不明にしてきた国でもある。

Diorは中国のこうした批判には化粧品など全体への販売リスクが大きいため、何れ謝罪か説明することになる。
Diorにとって中国はお客様=神様。
今回は謝罪すべきデザインではないだろうが・・・。

日本では、両側だけにプリーツがあるスカートはかなり以前から売られている。

当衣装については、Diorのアーティスティック・ディレクターのマリア・グラツィア・キウリは、同コレクションは、創業者クリスチャン・ディオールの妹、キャサリンへのトリビュート(贈り物、賛辞)であり、制服、特に学校のユニホームにインスピレーションを受けたと説明している。21年秋のコレクションで発表され、今春から店頭で販売されている。

中国では(中央政府+地方政府)への政治的批判は一切許されないことから、その矛先がこうした分野に集中してしまう。
中国中央政府も、国民のフラストレーションの発散の場とさせ黙認している。
中韓キムチ戦争では中国は政治家まで参戦していた。
14億人の国の中国は最近0.5億人の隣国に似てきた。

↓欧州は糞暑い夏、こんな抗議をしていたらぶっ倒れそう。
単なるパフォーマンス集団?、

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お祭り騒ぎスカートの前裁きのデザイン?
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