アイコン 中国・長沙市の42階建 超高層ビルで火災 中国電信ビル


中国CCTV によると、16日15時半ころ、中国湖南省の長沙市の超高層ビルで火災があった。消防隊員と救助隊員が現場に急行し、火は消し止められたが、一時、下層階から最上階までが炎と煙に包まれた。

現場は市の中心街にある中国電信ビル、2000年に建設された地上42階、高さ218メートルの超高層のオフィスビルで、犠牲者はいない模様だが、当局により調査が続いている。

火災は下層階の外壁付近で発生し、壁を伝い上層階に瞬く間に燃え広がったという。
以上、

 

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英国では、
2017年6月、ロンドン西部の24階建て集合住宅「グレンフェル・タワー」の火災では79人が死亡した。同住宅ビルは1974年に建設され、2015年に改修工事が施されていた。しかし、改修時に防火壁の指定がなされていなかった。直接の火災原因は冷蔵庫の出火だったが、外壁を伝い、ビル全体が消化活動の甲斐もなく燃え広がった。

グレンフェル・タワービルは改修工事で、既存の外壁は厚さ250ミリのコンクリ製、改修時にその外壁のさらに外側に厚さ150ミリの断熱材と、外装用の厚さ3ミリの亜鉛製金属パネルで覆われていたが、断熱材と外装の間に50ミリの通気層を設けた構造となっていた。
そのため、炎が通気層に進入して断熱材が急速に延焼し、外壁の金属パネルにより、消火のための放水の水が届かず、大規模火災になったとされている。

中国の場合、ほとんどの建物の断熱材にオゾン層を破壊するフロンガスを使用した発泡スチロールが用いられている(先進国では代賛フロンガスに以前からすでに切り替えられている)。
ただ、今回の電信ビルの外壁がどういう構造だったのかには、これまでには報じられていない。これほどの火災でありながら、数時間で消し止められている。建屋全体にスプリンクラー設置されている可能性が高い。

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[ 2022年9月17日 ]

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