経産省が発表した企業の生産活動を示す10月の鉱工業生産指数は、2015年を100とした指数で95.9となり、前月を▲2.6%下回り、2ヶ月連続して低下となった。
黒田流円安は日本経済のためになる。
生産:前月比▲2.6%低下。
☆上昇業種:自動車工業、汎用・業務用機械工業、電気・情報通信機械工業等
☆低下業種:生産用機械工業、電子部品・デバイス工業、化学工業(除.無機・有機化学工業・医薬品)等
出荷:前月比▲1.1%低下。
☆上昇業種:汎用・業務用機械工業、石油・石炭製品工業、電気・情報通信機械工業等
☆低下業種:生産用機械工業、自動車工業、電子部品・デバイス工業等
10月は全体15業種のうち、8業種が低下、7業種が増加した。
スクロール→
10月の鉱工業生産指数 2020年:100
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季節調整済指数
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原指数
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指数
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前月比(%)
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指数
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前年同月比(%)
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生産
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95.9
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-2.6
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96.2
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3.7
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出荷
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94.1
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-1.1
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94.4
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4.8
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在庫
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103.0
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-0.8
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102.7
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4.7
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在庫率
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118.3
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-5.1
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120.3
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2.1
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前月比
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+
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小型自動車
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18.9%
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駆動伝導・操縦装置部品
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5.0%
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コンベア
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308.7%
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運送用クレーン
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94.5%
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外部記憶装置
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73.5%
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開閉制御装置
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14.9%
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-
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半導体製造装置
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-13.6%
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FP・DP製造装置
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-55.9%
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メモリ半導体
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-31.7%
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固定コンデンサ
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-5.4%
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乳液・化粧水類
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-18.5%
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界面活性剤
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-10.3%
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中国のアップル工場(鴻海・鄭州市)の新コロナ労働問題による生産減は14とPROで計600万台になるとブルームバーグが報じている。一方ロイターは証券会社の見解として、最大2000万台が影響を受け、年末商戦に間に合わず、金利高・不況の浸透するばかりで来春になっても販売は回復しないと見ている。
部品部材を納品する日本企業はその影響を受ける。
自動車は半導体の問題がクリアされれば問題は解決され、増加に転じるだろう。ただ、ホンダが中国の新コロナロックダウン政策で武漢工場の生産ラインを一時止めたように、国内の部品部材の輸入に支障をきたすおそれもある。
そうしたことがクリアされれば、米国では燃費効率のよいHVが見直されており、輸出増は続くものと見られる。
米国でのEVは各社リコールを多発させ、高い価格・充電設備不足問題も含め信頼性に欠け、HVが見直されている。
ビジネス用電子製品(パソコン・タブレット・サーバーなど)は、ウィズコロナ策に入り、ホームワーク需要一巡からの反動により、しばらく低迷が続き、米誘致半導体工場を除き、工場設備投資もしばらく低迷が続く。電子製品の部品・部材かせ、半導体製造装置も影響を受ける。