韓国ゲーム企業ウィーメード(WEMADE)が発行した仮想通貨「ウィミックス(WEMIX)」が12月8日、韓国国内の主要取引所アップビット、ビットサム、コインワン、コービットで一斉に上場廃止となる。
4取引所を含む主要取引所による協議体「ダクサ(DAXA)」は24日午後7時40分、「ウィミックスは、公示を上回る量の仮想通貨を顧客に流通させ、情報を透明に公開しなかった」として、12月8日以降はウィミックスの取引を終了すると発表した。
これら取引所の国内シェアが98%を超えるため、投資家は国内でウィミックスを売買するルートがなくなる。
ダクサによる発表前に1個2100ウォン(約219円)、時価総額5000億ウォンで取引されていたウィミックスは、上場廃止発表後の同日午後8時半現在で700ウォン(アップビットでの価格/約70円)まで暴落した。
投資家による売り殺到により、わずか50分で▲66%以上下落し、時価総額にして3000億ウォンが蒸発した。
匿名性が高い仮想通貨の特性上、正確なウィーミックス保有者の規模は不明だが、個人投資家にも数千億ウォン(数百億円)に達する損失が出たと推定される。
以上、