27日、テネシー州ナッシュビルの学校で元生徒(28歳)が発砲し、子供3人と大人3人の計6人が死亡した。子供は全員9歳、大人は聖人といわれていた校長を含む先生3人。学校は3歳から11歳までの私立のキリスト教系学校だった。
毎月、米国ではこうした銃乱射事件が報道されているが、銃が何丁も家庭にある状況、身分照明書があればほぼ自由に何丁でも買える環境にあり、米国では銃による死亡者数が年間4万人にも達している(銃による死亡数は2022年45,222人/FBI/自死含む)。
じゅうによるじゆうの国がアメリカ合衆国の実態でもある。
米国では銃乱射事件のデータはないが、銃により4人以上死亡もしくは4人以上負傷した銃事件はカウントされており、それによると差別主義でヒステリックなトランプ政権時代より、新コロナ時代に入った2020年から激増し、2022年でも647件発生している。ここ3年では毎日2件あまりが発生していることになる。
記憶に残る2017年のラスベガスでの1人による銃撃事件では、野外コンサート中の観衆に向け乱射され50人以上が死亡し、500人が負傷した。しかし、銃乱射事件の大半は、死者が10人未満となっている。
米CDC(米国疾病管理予防センター)によると、2020年の銃による死亡者のうち19,000人以上が殺人事件で亡くなっているという。
この数字は2019年から34%増で、過去10年間で75%増加しているという。米国では銃によって毎日53人近くが殺害されていることを示している。
日本では強盗事件が頻繁に報道されるようになっており、昔では考えられなかったこと。こうしたことも米国流になってきているのか、国民の経済悪化が続き荒れてきているのか・・・。SNSを介した事件も多発してきている。
国会議員の先生方同様、貧困者も受け継がれる。貧困世帯が多くなるほどに子の生育環境は悪化するのは当然のことだろう。