今週の建設業倒産情報一覧を掲載します。(倒産要約版、続報等重複含む)
今週の倒産記事件数は15件で、先週から34%減少(当サイト比)しました。
国立社会保障・人口問題研究所の最新の将来推計人口によると、2070年に日本の総人口は約8700万人、2120年には5000万人を割ると予測されています。多くの人が人口減少の影響を理解しておらず、具体的な対策も不明確です。
河合雅司の『未来の年表 業界大変化』は、製造・金融・自動車・物流・医療など各業界の変化と人口減少克服の方策を示しています。特に建設業は就業者の減少が深刻で、人手不足がさらに悪化する懸念があります。
国交省は建設現場の生産性向上を解決策としていますが、労働時間の長さや賃金の低さが改善されず、若者の就業が難しい現状です。政府の対策として、生産性向上、新規学卒者の採用、外国人労働者の受け入れが挙げられていますが、実現は不透明です。建設業の就業者数は1997年をピークに減少し、若者の確保が難しく、技術者の不足が課題となっています。