バンダイナムコホールディングスが、人員整理の一環として従業員に自主退職を促す動きを進めていることが明らかになった。
新型コロナウイルス収束後、ゲーム業界全体が低迷している中、同社は運用中や開発中のゲームの数を削減している。事情に詳しい複数の関係者によると、バンダイナムコスタジオでは4月から「追い出し部屋」を設置し、これまでに約100人が退社しているという。今後も退職者が続く見込みだ。
日本では、解雇に関する規制が厳しく、欧米式のレイオフが難しいため、こうした「追い出し部屋」を利用し、従業員に実質的な業務を与えず自主的に退職を促す手法が取られている。しかし、バンダイナムコの担当者は、従業員が次のプロジェクトに割り当てられるまで待つ場合もあるが、退職を促すための部屋は存在しないと否定している。
さらに、同社では退職後の転職に関しても問題が浮上している。噂では、同職種への転職を妨害する動きがあるとされており、これにより、退職者が同業他社への転職を困難にしているという声が一部で広がっている。(※https://leakpress.net/)