●9月の訪⽇外客数は2,872,200人で、前年同月⽐では31.5%増、2019年同月⽐では26.4%増増となり、8ヶ月連続で同月過去最高を記録した。
また、9月までの累計では 26,880,200人となり、前年の年間累計である 25,066,350人を上回る結果となった。(2019年1~9月比でも10.1%増となっている)
●東アジアでは中国、東南アジアではマレーシア、欧⽶豪・中東地域では⽶国などで前年同月⽐で増加したことが今月の押し上げ要因となった。
●9月として過去最高を記録したのは、23 市場のうち 18 市場(韓国、台湾、香港、マレーシア、インドネシア、フィリピン、ベトナム、インド、豪州、⽶国、カナダ、メキシコ、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、北欧地域、中東地域)だった。タイ国の落ち込みは、タイ経済の不調および韓国入管がタイ入国者の審査を抜き打ちで厳しくしていることから、昨年末から不満が高まっており、極東旅行者が減少していることに起因している(韓国では観光ビザで入国後、不法労働などにより行方不明者の率が高いため)。