タカラバイオ株式会社は、サンスター株式会社が保有するグループ会社ViSpot株式会社の全株式を取得し、同社を完全子会社化することを発表した。株式譲渡は2024年2月28日に実施される予定である。
ViSpot株式会社は2017年、サンスターと神戸大学の共同出資により設立された企業である。同社は、バイオ医薬品の開発過程で必要不可欠なウイルスクリアランス試験やウイルス否定試験、抗ウイルス試験などの受託業務を主な事業としている。
サンスター、ViSpotをタカラバイオに譲渡:国内バイオ医薬品開発の課題解決へタカラバイオ株式会社は、サンスター株式会社が保有するグループ会社ViSpot株式会社の全株式を取得し、同社を完全子会社化することを発表した。株式譲渡は2024年2月28日に実施される予定である。
ViSpot株式会社は2017年、サンスターと神戸大学の共同出資により設立された企業である。同社は、バイオ医薬品の開発過程で必要不可欠なウイルスクリアランス試験やウイルス否定試験、抗ウイルス試験などの受託業務を主な事業としている。
ウイルス安全性評価試験は、製薬企業にとって重要なプロセスでありながら、その主要な受託試験機関の多くが海外に所在している現状がある。そのため、日本国内の製薬企業は試験実施のために開発スタッフを長期間海外に派遣する必要があり、地理的距離やコミュニケーションの問題が課題となっていた。これらの要因が、スピードやコスト、利便性の面で大きな障壁となっていた。
ViSpotは国内でこのような課題を解決できる数少ない試験機関であり、専用の試験施設や高い技術力を有している。今回の株式譲渡により、タカラバイオの技術力やネットワークとViSpotの専門性が統合され、国内製薬企業の負担軽減とバイオ医薬品開発の加速が期待される。さらに、国内での試験環境の整備が進むことで、国内バイオ医薬品市場の発展にも寄与する見込みである。
本譲渡によるタカラバイオの業績への影響は軽微であると発表されている。
参照元:
サンスターの公式発表リンク
タカラバイオの公式サイト