米半導体大手インテルは中国の顧客に対し、一部の人工知能(AI)向け先端半導体について輸出許可が必要になると通知した。英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が16日報じた。
15日には米エヌビディアがAI向け半導体「H20」を巡り、輸出許可が必要になると米政府から通知があったとし、在庫の減損処理費用として55億ドルの費用を計上すると明らかにしていた。
FTによると、インテルは先週、
●DRAM帯域幅が計1400ギガバイト(GB)/秒以上、
●入出力(I/O)帯域幅が1100GB/秒以上、
●または、両方の合計が1700GB/秒以上
の半導体は、中国への輸出に許可が必要になると顧客に伝えた。
インテルの「ガウディ」シリーズやエヌビディアのH20はこれらの要件をはるかに上回るという。
AMDの「MI308」も中国へは輸出許可が必要となっている。
「H20」は、バイデン政権当時、AI半導体の中国へ輸出規制強化、そのため、NVIDIAは中国輸出向けに計算速度を遅くしたH20を開発して、バイデン政権の認可をとり輸出していた。
しかし、条約でも何でもかんでも無視するトランプ政権になり、H20も中国に向けてはその都度輸出許可が必要だと通告したもの。NVIDIAは2024年、H20を120~150億ドル中国へ輸出していた。
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