北海道内で10月、食品スーパーの営業終了や店舗再編が相次いでいる。稚内市の「卸売スーパー富岡ユアーズ店」は10月12日、40年間の営業を終了した。留萌市の「チューオー本店」と北斗市の「スーパーセンタートライアル上磯店」も、10月31日に閉店する予定となっている。
3店舗の閉店後の状況はそれぞれ異なる。稚内ではコープさっぽろへの事業譲渡によって営業再開が予定されており、北斗では同一チェーンによる別店舗の出店計画がある。一方、留萌ではスーパーの閉店に伴い、店舗内の金融機関ATMも営業を終了する。
【北海道】食品スーパー3店が10月に営業終了 稚内「ユアーズ」は40年で幕、留萌・北斗も閉店へ北海道内で10月、食品スーパーの営業終了や店舗再編が相次いでいる。稚内市の「卸売スーパー富岡ユアーズ店」は10月12日、40年間の営業を終了した。留萌市の「チューオー本店」と北斗市の「スーパーセンタートライアル上磯店」も、10月31日に閉店する予定となっている。
3店舗の閉店後の状況はそれぞれ異なる。稚内ではコープさっぽろへの事業譲渡によって営業再開が予定されており、北斗では同一チェーンによる別店舗の出店計画がある。一方、留萌ではスーパーの閉店に伴い、店舗内の金融機関ATMも営業を終了する。
稚内市の「卸売スーパー富岡ユアーズ店」は、1986年の開業から40年間にわたって営業してきた店舗で、2026年10月12日に閉店した。
同店を運営してきた(株)萩見綜合食品センターと生活協同組合コープさっぽろは、9月8日、富岡ユアーズ店を対象とした事業譲渡契約を締結した。
店舗は改装を経て、12月上旬をめどにコープさっぽろの店舗として再開する予定。既存の運営主体による営業は終了したものの、食品スーパーとしての店舗機能は引き継がれる計画となっている。
留萌市では、地場スーパー「チューオー本店」が10月31日をもって営業を終了する予定となっている。
店舗閉店に伴い、留萌信用金庫は店内の「中央スーパーATMコーナー」を10月30日に終了すると発表した。ATMの最終営業日はスーパーの閉店日より1日早く、店舗の営業終了に合わせて金融サービスの利用拠点も変わることになる。
中央スーパーは2019年にコープさっぽろとの業務提携を進めた経緯がある。ただし、今回の本店閉店と業務提携との関係や、閉店後の建物利用については確認できていない。
北斗市の「スーパーセンタートライアル上磯店」も、10月31日をもって閉店する予定となっている。同店は七重浜地区に所在し、24時間営業を行ってきた。
トライアルでは同じ北斗市内の追分地区に「北斗追分店」の出店を計画している。上磯店の閉店は、北斗市からのチェーン完全撤退ではなく、同市内での店舗網変更を伴う動きとなる。
上磯店の閉店後の施設利用や、従業員の処遇については確認できていない。
| 地域 | 店舗名 | 営業終了日 | その後の動き |
|---|---|---|---|
| 稚内市 | 富岡ユアーズ店 | 10月12日 | コープさっぽろが事業承継、12月上旬再開予定 |
| 留萌市 | チューオー本店 | 10月31日予定 | 店内ATMは10月30日終了予定 |
| 北斗市 | トライアル上磯店 | 10月31日予定 | 同市内で北斗追分店の出店計画 |
今回の3店舗は、事業譲渡による継続、地域スーパーの閉店、大手チェーンの店舗再配置という異なる動きとなっている。営業終了を一律に企業撤退や倒産と扱うことはできない。
今後は稚内の新店舗の開業、留萌の閉店後の施設利用、北斗の新店舗の開設時期などが注目される。