【高知】Zoff高知蔦屋書店が11月3日閉店 開店約1年1カ月、県内2店から1店へ
眼鏡チェーン「Zoff(ゾフ)」の高知県高知市にある「Zoff 高知蔦屋書店」が、2026年11月3日をもって閉店する。出店先の高知 蔦屋書店が10月11日、公式サイトで発表した。
同店は2025年9月23日に開業したばかりで、営業期間は約1年1カ月となる。高知県内では、Zoffの公式店舗一覧に同店とイオンモール高知店の計2店舗が掲載されており、閉店後は現時点で確認できる店舗網ではイオンモール高知店が残る。
一方、Zoffを展開するインターメスティックグループは全国で店舗数を増やしている。今回の閉店は、高知県内の店舗数減少と全国での新規出店が並行する動きとなる。
高知蔦屋書店1階で約1年1カ月の営業
Zoff 高知蔦屋書店は、高知市南御座の商業施設「高知 蔦屋書店」1階に2025年9月23日オープンした。
新店舗では眼鏡やサングラスなどを取り扱い、開店時には税込5500円からの眼鏡を販売。デザインや機能性に加え、快適な購入体験を打ち出していた。
設備面では、自動検眼機や順番待ち管理システム、案内モニターなどを導入。開店時には一部商品を最大50%引きとするキャンペーンも実施していた。
その後、約1年1カ月での営業終了が決まり、高知 蔦屋書店は11月3日を最終営業日として案内している。
店舗の閉店理由や、閉店後に同区画へ入居する後継テナントについては公表された情報を確認できていない。
高知県内は2店舗のうち1店舗が閉店
Zoffの公式店舗一覧によると、2026年10月14日時点で高知県内に掲載されているのは高知蔦屋書店とイオンモール高知店の2店舗。
高知蔦屋書店の閉店後も、同じ高知市内にあるイオンモール高知店は営業を続ける。今回の閉店は高知県からの完全撤退ではない。
現在確認できる店舗網では、11月3日の閉店後、高知県内のZoffは1店舗となる。ただし、それ以降に新規出店や店舗移転が発表される可能性については、最新の公式情報を確認する必要がある。
なお、閉店対象は高知 蔦屋書店内の眼鏡店であり、商業施設そのものが閉館するものではない。
全国のZoff事業は9月末351店舗、新規出店を継続
Zoffを運営するのは、東京都港区に本社を置く株式会社ゾフ。法人番号は7011001038690で、上場企業の株式会社インターメスティックのグループ会社となっている。
インターメスティックが2026年10月6日に公表した国内月次売上速報によると、9月末時点のZoff事業の店舗数は351店舗だった。
9月の国内全店売上高は前年同月比102.2%となる一方、既存店売上高は97.1%だった。全国での出店拡大によって全店売上高が前年を上回る一方、既存店では前年同月を下回った。
同社は2026年も新規出店を続けており、9月から10月にかけて新潟、長野、大阪、香川などで新店開設やリニューアルを発表している。
ただし、こうした全国の売上動向は、高知蔦屋書店の個別採算を示すものではない。閉店理由と全国の既存店売上高の減少を直接結び付けることはできない。
高知 蔦屋書店は2018年開業、別テナントも10月に営業終了
出店先の高知 蔦屋書店は2018年12月3日に開業した生活提案型の商業施設。書籍販売を中核に、飲食、食品、雑貨、美容関連店舗などを組み合わせ、地域の消費者に向けた複合商業施設として展開してきた。
今回のZoff閉店に加え、同施設では美容関連テナント「ナチュラルケアHIGAKI」も10月25日に営業を終了する。
ただし、HIGAKIは11月6日に高知市帯屋町の「ヘア&コスメHIGAKI」へ統合・リブランドする予定で、事業そのものを終了するわけではない。
同じ商業施設内で営業終了する店舗でも、Zoffの閉店とHIGAKIの移転統合では、その後の事業展開が異なっている。
県内店舗の集約と後継テナントの動向が焦点
Zoff高知蔦屋書店は開店から約1年1カ月での閉店となり、高知市内に残る同ブランドの店舗は、現時点の公式一覧ではイオンモール高知店となる。
一方、全国ではZoff事業の店舗数が増加していることから、今回の閉店だけでチェーン全体が縮小傾向にあるとは判断できない。
閉店後の区画利用、新規出店計画、顧客対応や従業員の配置などについては、現時点で具体的な発表を確認できていない。





