鹿児島県鹿児島市でとび・土工工事などを手がけていた「株式会社瀬戸山工業」が、2026年10月21日に鹿児島地裁から破産手続きの開始決定を受けたことが分かった。
同社は土木工事などを手がけ、市の公共工事入札資格者名簿にも登録されていた建設関連業者。2025年には鹿児島市が発注した河川維持管理業務や道路法面の伐開業務で落札記録が確認されている。
2026年6月には破産手続開始の申立準備に入ったことが報じられていたが、今回、正式に破産手続きが開始された。負債総額や直近の売上高は確認できていない。
【鹿児島】瀬戸山工業が破産開始 河川維持管理や道路法面伐開で落札実績、とび・土工工事業者鹿児島県鹿児島市でとび・土工工事などを手がけていた「株式会社瀬戸山工業」が、2026年10月21日に鹿児島地裁から破産手続きの開始決定を受けたことが分かった。
同社は土木工事などを手がけ、市の公共工事入札資格者名簿にも登録されていた建設関連業者。2025年には鹿児島市が発注した河川維持管理業務や道路法面の伐開業務で落札記録が確認されている。
2026年6月には破産手続開始の申立準備に入ったことが報じられていたが、今回、正式に破産手続きが開始された。負債総額や直近の売上高は確認できていない。
瀬戸山工業は鹿児島市小野に本店を置き、とび・土工工事などを手がけていた。
鹿児島市水道局が2025年8月1日に公表した建設工事等競争入札参加有資格業者名簿によると、同社は土木一式工事のD等級に登録され、総合点数は531点となっていた。
また、市水道局の業務委託入札参加有資格業者名簿にも、土砂除去業務の登録業者として掲載されていた。
これらの記録から、市の公共工事や維持管理関連業務への入札に関わっていたことが分かる。ただし、入札資格の登録と実際の受注・施工実績は異なるものであり、登録された業種のすべてで受注があったとは限らない。
公共入札情報を集計する「公募ナビ」には、瀬戸山工業が2025年に鹿児島市発注の業務委託2件を落札した記録が掲載されている。
2025年8月26日には「原良団地110号線ほか7線のり面伐開業務委託」を288万円で落札。同年9月17日には「準用河川等維持管理業務委託(その5)」を340万円で落札したとされる。
確認できた2案件の掲載落札額の合計は628万円となる。道路法面の伐開や河川の維持管理など、地域インフラの管理に関係する業務を受注していたことがうかがえる。
道路法面伐開業務については、別の入札情報サービスでも同社の落札記録を確認できる。また、河川維持管理業務については、鹿児島市の公式サイトに2025年9月17日開札案件として掲載されている。
ただし、落札額は民間入札情報に掲載された数値で、今回取得できた市の公式資料では金額の再照合ができていない。税込・税抜の区別も確認できておらず、628万円を同社の年間売上高や工事完成高とみなすことはできない。
瀬戸山工業については、2026年6月11日に破産手続開始申立の準備に入ったことが報じられていた。
その後、2026年10月21日午前11時、鹿児島地裁から破産手続きの開始決定を受けた。破産管財人には大毛裕貴弁護士が選任されている。
財産状況報告集会、廃止意見聴取、計算報告などの期日は2027年1月20日午後3時となっている。事件番号は令和8年(フ)第458号。
同社の直近の売上高や負債総額、従業員数、事業停止時期、破産に至った具体的な原因は確認できていない。
また、過去に落札した業務と今回の経営破綻との因果関係についても確認できておらず、公共事業の受注状況が破綻の原因となったと判断することはできない。
| 法人名 | 株式会社瀬戸山工業 |
|---|---|
| 所在地 | 鹿児島県鹿児島市 |
| 法人番号 | 4340001021692 |
| 法人番号指定日 | 2018年12月28日 |
| 主な事業 | とび・土工工事、土木工事、維持管理関連業務 |
| 公共工事入札資格 | 鹿児島市水道局・土木一式工事D等級(2025年8月時点) |
| 2025年の落札記録 | 鹿児島市発注の業務委託2件、掲載落札額計628万円(民間入札情報) |
| 破産申立準備の既報 | 2026年6月11日 |
| 法的手続き | 2026年10月21日、破産手続開始決定 |
| 裁判所 | 鹿児島地方裁判所 |
| 負債額 | 確認できず |
※入札資格情報は公表時点の登録内容です。落札額は民間入札情報による掲載値であり、同社の年間売上高を示すものではありません。負債額、破綻原因、事業承継の有無は確認できていません。