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アイコン 【倒産企業続報・大分】介護施設10施設のケーシーシーが破産申請 負債約10.9億円、債権者309人

大分県豊後大野市で有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅などを展開していた(株)ケーシーシーが、2026年11月2日に大分地裁へ破産を申請したことが分かった。負債総額は約10億9,189万円で、債権者は309人に上る。

同社は大分県と熊本県で高齢者向け住宅など10施設を展開していたが、利用者数の減少などによって業績が悪化。2026年2月期の売上高はピーク時から約3億4,000万円減少し、約9億5,000万円の債務超過に陥っていた。10月31日に事業を停止し、破産申請の準備に入っていた。

 



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11月2日に破産申請 負債約10億9,189万円

ケーシーシーは2026年10月31日に事業を停止し、自己破産申請の準備に入っていた。今回、11月2日付で大分地裁に破産を申請したことが判明し、法的整理に向けた手続きが進んだ。

11月6日に明らかになった負債総額は約10億9,189万円で、債権者数は309人。破産手続き開始決定の有無や決定日については確認できていない。

なお、11月2日の事業停止報道では、2026年2月期末時点の負債額が約12億円とされていた。今回の約10億9,189万円とは数値の基準が異なるため、両者を同じ時点の負債額として比較することはできない。

1991年設立 大分・熊本で高齢者施設を展開

ケーシーシーは1991年6月10日に「ニコニコパーク有限会社」として設立。1997年11月に有限会社ケーシーシーへ商号変更し、2015年10月に株式会社へ改組した。資本金は1,300万円。

高齢者向け住宅の賃貸・運営を中心に、訪問介護や通所介護などのサービスも展開。大分県豊後大野市の「ライフホームやちよ」「ライフホームひさと」、大分市の「シルバーマンション虹の郷」「つながりの郷」「ゆいの杜」などを手がけてきた。

このほか、中津市の「花しょうぶ北館」「花しょうぶ南館」、熊本県の「ふるさとの奏」「春うらら」「ふれしあの家」も公式サイトに掲載されている。

同社が過去に公表した施設一覧は大分県7施設、熊本県3施設の計10施設となる。ただし、事業停止後の各施設の運営主体やサービス提供状況については確認できていない。

年商12.1億円から8.7億円に減少 債務超過約9.5億円

同社は高齢者向け住宅や介護サービスの拡充を進め、2017年2月期には過去最高となる売上高約12億1,000万円を計上していた。

しかし、その後は利用者数の減少などにより事業規模が縮小。2026年2月期の売上高は約8億7,000万円となり、ピーク期から約3億4,000万円、約28.1%減少した。

採算面も悪化し、2026年2月期には約9億5,000万円の債務超過に陥っていた。収益改善が進まず、10月末に事業継続を断念した。

施設ごとの入居率や収益状況、借入金の内訳などは確認できていない。

施設の運営継続や入居者への影響は未確認

今回の破産申請に伴う高齢者施設の取り扱いについては、各施設の営業継続状況や、別法人への事業譲渡・運営承継の有無を確認できていない。

また、入居者の転居、介護サービスの提供体制、職員の雇用承継などについても、具体的な情報は明らかになっていない。

なお、今回報じられた債権者309人は、同社に対する債権を持つ関係者の人数であり、施設入居者数を示すものではない。

運営会社の破産申請が明らかになった一方、個々の施設について閉鎖やサービス停止が確認されたわけではないため、施設単位の状況とは区別する必要がある。

ケーシーシーの会社概要

法人名 株式会社ケーシーシー
所在地 大分県豊後大野市
設立 1991年6月10日
資本金 1,300万円
主な事業 有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅の賃貸・運営、在宅介護サービスなど
展開施設数 10施設(大分県7施設、熊本県3施設。破産申請前の報道による)
2017年2月期売上高 約12億1,000万円
2026年2月期売上高 約8億7,000万円
債務超過額 約9億5,000万円(2026年2月期)
法人番号 6320002018515
事業停止 2026年10月31日
破産申請 2026年11月2日(大分地方裁判所)
負債総額 約10億9,189万円(11月6日報道)
債権者数 309人

 

 

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