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アイコン 【東京】総合法令出版が事業停止、破産申請準備 1990年設立の出版社、10月まで新刊を刊行


ビジネス書や自己啓発書などを発行してきた総合法令出版(株)(東京都中央区)が、2026年11月2日に事業を停止し、東京地裁への破産手続き申立準備に入った。

同社は1990年12月設立の出版社で、『心理学BEST100』『行動経済学BEST100』などの書籍を刊行。2026年に入ってからも新刊の発売や既刊本の重版を続け、10月には睡眠をテーマとした実用書を発行していた。負債総額は明らかになっていない。

 

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1990年設立 ビジネス・心理学・自己啓発書を幅広く出版

総合法令出版は1990年12月に設立された出版社。資本金は2,100万円で、東京都中央区日本橋小伝馬町に事務所を構え、単行本の企画・出版・販売を主力としていた。

出版分野は自己啓発、経営、経済、政治、金融、法律、自然科学、社会科学、文芸、語学、資格試験、実用書など多岐にわたり、仕事や日常生活に役立つ実用的な書籍を数多く発行してきた。

同社の公式サイトには、東京都中央区の事務所に加えて愛知県名古屋市にも事業所が掲載されている。また、従業員数は20人と記載されているが、この人数の基準日は確認できていない。

『心理学BEST100』『行動経済学BEST100』などを刊行

同社が手がけた書籍には、内藤誼人氏の『心理学BEST100』や、橋本之克氏の『行動経済学BEST100』などがある。

『心理学BEST100』は2021年9月刊行、『行動経済学BEST100』は2024年2月刊行で、いずれも研究成果を一般読者向けに分かりやすく紹介する実用書。公式サイトには両書の重版を案内した記録も残されている。

このほか、『疲労回復学BEST100』『こうやって、スターバックスは人を動かす』など、経営や健康、心理学をテーマとする書籍を展開していた。

2026年10月にも新刊 6月には重版を発表

事業停止直前まで出版活動が続いていたことも確認できる。

2026年5月には、浅野恭弘氏による『ブランディング1年目の教科書 売れる価値のつくり方』を刊行。同書については5月に第2刷、6月18日に第3刷の重版を公式サイトで告知していた。

同年10月には堀大輔氏の『睡眠の落とし穴』を刊行。睡眠や眠気への対処法を取り上げた208ページの実用書で、公式の商品情報には2026年10月刊行と記載されている。

さらに、公式サイトの新刊情報には『失恋レストラン ~涙のあとのひと皿~』なども掲載されており、ビジネス書や自己啓発書だけでなく文芸分野の作品も扱っていた。

2026年に入っても新刊や重版の動きがあった一方、直近の売上高や利益、出版点数の推移などは確認できていない。

11月2日に事業停止 破産申立てを弁護士に一任

同社は2026年11月2日に事業を停止し、東京地裁への破産手続き申立準備に入った。

11月4日付で関係者に事業停止と今後の対応を通知。破産申立てについては、銀座得重法律事務所の得重貴史弁護士が担当している。

現時点で確認できる手続きは破産申立準備の段階であり、東京地裁への申立日や破産手続き開始決定については確認できていない。

負債総額、債権者数、直近の売上高、事業停止に至った具体的な経営上の事情も明らかになっていない。

既刊書籍の流通や今後の刊行予定は未確認

同社の公式サイトには、事業停止後も書籍情報や刊行履歴が掲載されている。ただし、サイト上に商品情報が残っていることだけでは、新規注文の受付や商品の出荷が継続しているとは判断できない。

今後の既刊書籍の流通、電子書籍の配信、発売予定だった新刊の取り扱い、著者との出版契約などについては確認できていない。

また、書籍の出版権や在庫、出版事業そのものが別法人へ譲渡・承継されるかどうかも明らかになっていない。

総合法令出版の会社概要

法人名 総合法令出版株式会社
事務所所在地 東京都中央区
登記上の本店所在地 東京都新宿区
設立 1990年12月
資本金 2,100万円
主な事業 ビジネス書、自己啓発書、心理学書、実用書などの出版・販売
主な刊行書籍 『心理学BEST100』『行動経済学BEST100』『ブランディング1年目の教科書』など
法人番号 7011101024137
事業停止 2026年11月2日
手続き 破産手続き申立準備
申立代理人 得重貴史弁護士(銀座得重法律事務所)
負債総額 確認できず

 

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