飲食・食品関連業倒産

アイコン 【神奈川】「和膳照國」運営のライブナーが破産 1980年創業、仕出し・ケータリングも展開

神奈川県伊勢原市で日本料理店「和膳照國(わぜんてるくに)」を運営していた株式会社ライブナーが、2026年10月26日、横浜地裁小田原支部から破産手続き開始決定を受けた。

同社は1980年に寿司店として創業し、日本料理店の運営に加えて、冠婚葬祭向けの仕出し料理やケータリング事業などを展開していた。2026年2月時点の求人資料では従業員49人、資本金1,000万円と記載されている。

負債総額や破産に至った詳しい経緯は確認できていない。

 



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1980年に「寿司の江戸一」創業、和膳照國へ事業を拡大

ライブナーの公式会社概要によると、事業の始まりは1980年7月に開業した「寿司の江戸一」。その後、日本料理や宴会、法事などに対応する「和膳照國」を運営し、地域の会食需要を取り込んできた。

1989年には外商部を開設し、冠婚葬祭の料理提供や企業パーティー向けのケータリングサービスを開始。店舗での飲食に加え、寿司や弁当の宅配、出張握り寿司、式典料理の提供、百貨店での実演販売など、多様な事業を展開していた。

和膳照國では江戸前寿司や懐石料理をはじめ、ふぐ料理、うなぎ料理、天ぷらなどを提供。宴会場や個室も備え、家族の祝い事から法要、企業の会合まで幅広い用途に対応していた。

従業員49人、200人収容の日本料理店を運営

2026年2月に確認できるハローワークの求人情報では、ライブナーの従業員数は企業全体で49人、就業場所で30人。資本金は1,000万円とされていた。

同資料では、日本料理店「照國」の収容規模を200人とし、冠婚葬祭向けの仕出し事業、各種パーティーへのケータリング、神奈川県内の百貨店での催事事業を主要な業務として紹介していた。

伊勢原市観光協会の飲食店案内にも「和膳照國」が掲載されており、地域の飲食・宴会施設として紹介されていたことが確認できる。

破産開始後も地域イベントの開催予定が掲載

和膳照國については、破産開始決定から4日後となる10月30日に「こどもハロウィン縁日」の開催が予定されていた。

10月22日付の地域情報サイトや10月30日付のタウンニュースでは、同店を会場とする催しが紹介され、地域の子ども向けイベントや飲食物の提供などが案内されていた。

ただし、これらは開催予定を伝える情報であり、実際にイベントが開催されたか、破産開始決定後にどの法人・事業者が店舗を運営していたかまでは確認できない。

和膳照國の公式サイトや店舗情報は現在もインターネット上で閲覧可能だが、店舗の営業継続、営業終了、事業譲渡などについては確認できていない。

同じ所在地のライブナーヒューマンズも破産開始

ライブナーと同じ神奈川県伊勢原市に所在する株式会社ライブナーヒューマンズも、2026年10月26日に横浜地裁小田原支部から破産手続き開始決定を受けている。

ライブナーの事件番号は令和8年(フ)第632号、ライブナーヒューマンズは同第633号。両社は所在地、代表者、破産開始決定日、破産管財人が一致している。

ただし、両社の資本関係や事業上の役割分担については確認できていない。また、和膳照國の公式会社概要では運営法人をライブナーとしており、ライブナーヒューマンズによる店舗運営は確認できない。

ライブナーの破産手続きでは、石井琢磨弁護士が破産管財人に選任され、破産債権の届出期限は2026年12月4日。財産状況報告集会などは2027年2月24日午後2時30分に予定されている。

ライブナーの会社概要

法人名 株式会社ライブナー
所在地 神奈川県伊勢原市
創業 1980年7月(寿司の江戸一開業)
主な事業 日本料理店運営、仕出し、ケータリング、催事
運営していた店舗 和膳照國
資本金 1,000万円(2026年2月の求人資料)
従業員数 49人(2026年2月の求人資料)
法人番号 6021001047072
破産開始決定 2026年10月26日
裁判所 横浜地裁小田原支部
事件番号 令和8年(フ)第632号
負債総額 確認できず

 

 

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