アイコン 福岡銀行G、高松組に焦げ付き18億円

ふくおかフィナンシャルグループの福岡銀行と親和銀行は高松組に18億69百万円焦げ付いたことを表明した。未保全分は14億15百万円
 
高松組が2億円の融資を福岡銀行にお願いに行った際、高松組はユニカの建物に対する担保権設定承諾書を持参していたとされ、福岡銀行が2億円を融資して、高松組が後日設定する抵当権に対して抵当権移転の仮登記を設定すれば、殆どの未保全分が解消されたと思われる。今回の倒産も回避されたのである。この焦付きの殆どはユニカの物件の建設工事代金の借入れであろうと伝えられている。
 
5月15日金曜日早朝、高松組が事業停止したことから、福岡銀行は慌てて高松組に(事業継続要請のため)乗り込んでも後の祭りであったという。目先の2億円で10数億円をすった福岡銀行は株主に対してどのように説明するのか・・・・。
谷頭取は、建設業も不動産業も地域経済の中核を形成しており、地域経済のためにも融資姿勢を変える必要性があるのでは。まずは株主対策が必要であろうと地元業界通は述べている。
[ 2009年5月25日 ]
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