アイコン 血液サラサラ布団を販売、逮捕

逮捕されたのは東京に本社がある寝具の販売会社、「健美サイエンス」の元社員で、長崎県佐世保市に住む鶴田盛弘容疑者(56)ら2人。

東京にある寝具の販売会社の元社員らが、うきは市に住むお年寄りから血液を採取したうえ、「この布団を使えば血がサラサラになる」とうそを言って、布団一式を30万円で売りつけた疑いで逮捕。
 

 

 

 福岡県警は容疑を裏付けるため、本社などを捜索。
 警察の調べによると、鶴田容疑者らは、おととし9月ごろ、うきは市の住宅を訪れ、75歳の女性から血液を採取して顕微鏡で見せ、「悪玉菌が多いので血がドロドロしている」と不安をあおったうえ、「この布団を使えばサラサラになる」と嘘を言って布団一式を30万円で売りつけた疑いが持たれている。
 調べに対し鶴田容疑者は「会社から販売方法を指示され、福岡県内のお年寄り数人に販売した」と供述している。
 鶴田容疑者らは女性に布団をかけて10分ほど経ったあと、再び採取した血液を顕微鏡で見せ、「善玉菌が増えてサラサラになった」と説明していましたが、実際には顕微鏡用のカバーガラスを押さえつけて赤血球を分散させ、サラサラになったように見せかけていた。
 会社からはこうした手口を示した営業マニュアルも押収されたということで、警察は会社ぐるみで違法な販売を繰り返していたとみて調べている。
お年寄りがダマされないように、日ごろから声をかけましょう。

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[ 2009年7月 6日 ]
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