アイコン 立命館大学の教授/3年間に渡り女学生にセクハラ/退職金も支払う

立命館大学大学院の50代の教授が、大学院生の女性に対して、セクハラ行為をしていたとして諭旨解職の懲戒処分を受けたことが明らかになった。

 諭旨解職となったのは、立命館大学大学院の社会学研究科の男性教授。
 大学の説明によると、男性教授は、平成18年から今年の7月まで3年に渡って、大学院生の女性に対して、性的関係を含む不適切な行為を繰り返すセクハラ行為をしたほか、教授の権威をちらつかせ「親密な関係が崩れると指導する自信がない」などと言って、精神的な苦痛を与えていたという。
発覚したのは、女性が今年7月、大学のハラスメント防止窓口に訴え、大学の調べに対して男性教授が事実関係を認めたという。
 大学は「大学の信用を著しく傷つけた」として、退職金が減額される、諭旨解職の懲戒処分にした。
また、同大学では、ほかの60歳代の男性教授が、女子学生に対するセクハラ行為で、先月31日づけで依願退職したことも明らかにしている。
 立命館大学の上田寛副学長は「被害者の女性を始め、関係者に深くお詫びします。来年3月までに教員や職員の倫理綱領を作るなど再発防止に努めます」と話す。

立命館大学の処分は誰が何と言おうと軽すぎる。こうした教授は発覚次第、氏名を明らかにして懲戒免職に処し、一切退職金など払わないことである。また大学倫理規定違反容疑で、女性が刑事告発(相手が認めていてもオープンになる裁判制度がおかしく、女性が告発しないケースが多い)しなくても、大学が刑事告発すべき問題である。
教授のセクハラは、親子さんから女子学生を預かる大学としてあってはならないこと。教授・教員にそれくらいのリスクを背負わさなければ、何回再発防止に努めてもまた泣き苦しむ子が出る。
立命館大学は九州からの学生も多い。娘を安心して行かせられない立命館大学になってしまったのか! 学長も責任の重大さに鑑み辞任すべきであろう。

 

当該2名の教授に対して、下半身のムスコを打ち首獄門に処す刑が妥当である。

以下、立命館大学の書面

「教員による不適切な行為」発生を受けた再発防止の決意  ~学生・院生のみなさんへ~
                                                  2009年11月27日 立命館大学
 本日の理事会におきまして、「教員による不適切な行為」を理由とした懲戒処分等の事案が決定・報告されました。本学においては、これまでハラスメント防止委員会の活動をはじめ、このような事態を発生せしめないために、積極的な取り組みを行ってきました。今回の事案は大学教員の本分に悖る行為であり、真実の探究や社会の公正をめざす教育研究活動に取り組み、学生・院生に安心して学べる環境を提供すべき大学・教育機関において、このような事態が発生したことはきわめて遺憾であり、残念です。
 学生・院生のみならず、父母、校友、市民をはじめ本学に多大な期待と支援をいただいております皆様に対しまして、それに背く事案が発生しましたことに対して深くお詫び申し上げます。
 本学として、今次の事態を重くみて、再発防止を徹底することを決意し、次の取り組みを開始することを決めました。
1.「教育研究に関する行動指針」(仮称)を策定すること
 教職員は、大学という次の世代を担う学生を教育する場に身をおいていることから、他の一般社会に比してなお、重い倫理的責任を負うと自覚しています。そのことを再度明確にし教職員の共通理解とするために、「教育研究に関する行動指針」を策定することにいたしました。すでに第1回の議論を開始しており、年度内に策定の上、教職員に徹底するとともに、社会に広く公表し、学生・院生が安心して教育研究活動の営みができるよう取り組みを強化します。
2.ハラスメント防止に関する研修を強化すること
 すでに常任理事会においては今年度2回の標記研修を実施し、ハラスメント防止に関する研修会を開催してまいりました。また学部長・研究科長の発議により、学部・研究科教授会においても、教授会開催日に合わせて研修会をもつなどの工夫が行われています。2009年度内に全学部・研究科教授会において実施できるよう取り組みを強化します。
3.ハラスメント防止のためのリーフレットなど広報活動を充実させること
 2010年度の新入生を迎えるにあたって、学生生活ガイダンスを通じて、ハラスメントの被害者、加害者にならないための啓発活動を、リーフレットや説明を通じて実施します。さらに就職活動、学外での活動などにより被害者、加害者にならないための啓発活動も強化します。
 

[ 2009年11月30日 ]
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