アイコン 【投稿】有明海を本当に良くする為に!

有明海投稿者 = 諫早の一市民 

私は知事や谷川一族とも何等関係ない一市民です。しかし佐賀漁民の言ってることには違和感を覚えます。それは平成4年に太良大浦漁協で海苔養殖に酸処理剤の使用を認めるかどうかを議論したNHKのテレビを見ました。

その時組合長は使用を認める意向、しかし一般漁民は漁が出来なくなる魚が居なくなると言って反対していました。しかし年間200億円近くを売上げる海苔養殖業者の力には抗しきれず酸処理剤の使用が認められました。それから現在まで一般漁民が言ったように不漁が続いています。だからその時使用に反対した一般漁民は身内の海苔業者には保証してもらえそうもないので保証金がもらえそうな諫干に矛先を向けているように思えるのです。
佐賀県では平成12年を除いて毎年200億円前後の上質の海苔が出来ています。養殖カキもここ数年よく獲れていますし昨年はワタリガニも豊漁でした。今年は佐賀県沖でタイラギが大豊漁と見込まれています。
有明海だけじゃなく、何処の海も異変が起きて魚が獲れなくなっています。東京湾でも「きれいな東京湾を取り戻すシンポジウム」が開催されました。本当に海を綺麗にするためには、考えられる全ての要素を同じ土俵の上に挙げて検証すべきだと思います。
1)海苔網を洗う酸処理剤
2)海苔に撒く肥料
3)筑後川の水質及び堰の影響
4)佐賀空港の工事の影響
5)普賢岳の火山灰の影響
6)諫早干拓の影響
7)熊本新港や周辺の埋立て
まだ他にもあるかも知れませんが諫干はその内のひとつです。やれる調査からやって行くべきではないでしょうか。利害に関係なく公正な目で。

[ 2009年11月29日 ]
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