アイコン 【投稿】限りなく透明にちかいスルー

黒田投稿者 = 吉田松陰

 地方政治の場合は、マスコミの関心も薄い。一度当選してしまえば、次期選挙までその地位が崩れることはあまりない。

考え方によれば、地方の方が盤石な牙城が築かれるだろう。
 不出馬を決めた金子知事の元秘書であり、くらがえが好きな平戸市の新市長、黒田成彦氏が6日初登庁した。マスコミは何も書かないが、市長選挙で、スキャンダルを議会の場であばいた浦荘蔵議員ほか市議数人をふくめた後援会組織で画策、誘導したと推測される「黒い街宣車」も平戸へ出陣。登庁にあわせて万歳三唱の声を市民に降り注ぎ、これから月に二回、あらわれると告げて消えた。圧勝の影に隠れたものがほのかに見えてきている。
 第十一大栄丸引き揚げで、全国に注目されることになった平戸市だが、金子知事の不出馬といい、黒い車といい、実際、夕日のような表情だが、話題としてはいつも賑やかである。
 さて、新市長誕生によって空席となった県会議員の補欠選挙が、今のところ前回市長に立候補した西川克己候補一人となっており、このままいけば無投票のまま県議の椅子もうまってしまう。今回の市長選で、黒田市長の支援にまわった西川氏がそのまま議席を確保すれば、あざやかなスルーパスが完成するだろう。
 いま、平戸市は、けしてあたらしくはなっていない。黒い画策と誘導、スルーパスがあるだけである。権力に弱い平戸の顔を夕日にさらしている。

編集部・・・投稿ありがとうございます。猫派の黒田氏もこれから大変でしょう。

[ 2009年11月 8日 ]
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