佐世保市長は14日福岡財界の七社会の会長である九電松尾会長に会い協力要請をした。
HISが支援を条件付であろうと表明したことで、佐世保市長も危機脱出に明るさを見出した。福岡財界も佐世保市の協力要請を断る理由もなく、松尾会長は「どのような協力ができるか協議して回答する」とした。
七社会メンバーは、JR九州はホテルをハウステンボスに有し、福岡銀行は佐世保に親和銀行を、西日本シティ銀行は長崎銀行を、西部ガスは工場を佐世保市に所有、西鉄は観光バスを動かせば利益になり、これらのメンバーからの反対は100%ない。残る九電工は九電と考えは一緒であろうから、松尾会長が前向きに解答しており何の問題もない。

今回のHISの実質支援回答は、佐世保朝長市長のこれまでの賢明な努力の結果である。