アイコン 【投稿】海軍政務次官、西岡竹二郎のこと

西岡竹次郎投稿者 = ながさきゆうこく

今日は大晦日ということで、近所の従兄弟宅を訪問した。昭和十七年、大学卒業と同時に憲兵隊が東京の下宿を訪れ、陸軍参謀本部へ出頭せよ!といってきて下宿では大騒動。

結局、参謀本部特殊情報班で米国の暗号解読の仕事に従事したそうです。英語が専門だったからで、戦後は高校の英語教師を務めた。東条英機の訓辞も暗記している、数少ない参謀本部通である。それで、海軍軍令部の話しをふったら長崎県知事を務めた西岡竹二郎氏の話になった。国会議員だった氏は英国大使館のホテルでたびたび軍令部のパーティーがあったそうだが、写真撮影の時に現れて終わったら消える、というのが常で、ある時誰だと言うことになり、衆議院議員であることが判明、皇室にも知られた。それが縁だったのか海軍政務次官にもなったそうだ。戦後、従兄弟はGHQの命で長崎市内の小学校で長崎県著名人の履歴書の作成に携わったが、西岡竹二郎氏自身が訪れ、自身の履歴書から数カ所を削除して欲しいと言ってきたそうです。戦犯を警戒してのことです。
長崎県知事になった西岡氏、戦後県職員となった父がある県施設の焼失による知事の責任問題に当たり、その解決に奔走したのも何かの縁であろう。検索で西岡氏の記事にふれて、投稿欄がありましたので綴ってみました。

[ 2010年1月 4日 ]
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