アイコン 【投稿】新 糸島市「松本市長」誕生を振り返って②

投稿者=糸島市民ケーン

<市政混乱に終止符>
前原市は、前原町からバブル末期の平成4年10月市に昇格した。しかし町時代から首長は、田舎特有の派閥抗争に明け暮れ、平成15年7月の市長選では、春田市長が一族への利益誘導(親戚の旅館に通じる大きな道を造ろうとしたとされる)など批判にさらされ、NTT元社員であった河野氏が、春田市長への批判票とともに、学校給食問題も絡み女性票も集め当選した。

ところが、行政経験のない河野氏は、前原市をリードするどころか、議会は空転を続け、大混乱に陥り、河野氏は議会から罷免された。それに対抗して河野市長は自ら辞職して出直し選挙を行った。こうした大混乱に終止符を打ったのが松本氏であった。
松本前原市長誕生の背景には、市政の混乱に地元民の有志たちが、市政の異常事態に危機を感じ、麻生知事に対して市長候補の人材がいないか打診したことに始まる。そこで麻生知事から事実上推薦を受けた松本氏が、河野氏と選挙戦を争い、松本市長が誕生した。 
地元有志たちは、従来の前原の人材では、誰が市長になってもまた政争に発展する恐れがあり、市長候補の人材を麻生知事に求めたのである。そうして浮上したのが、旧糸島郡出身の松本氏、福岡県庁企画振興部長を歴任していた行政マンであった。
 

[ 2010年2月24日 ]
モバイル
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
この記事を見た人は以下も見ています(糸島市、)
スポンサードリンク