アイコン 新 糸島市「松本市長」誕生を振り返って④

投稿者=糸島市民ケーン

<落選した佐藤候補>
今回の糸島市長選で対立候補であった佐藤氏は、政党選挙を持ち込んでの戦いを演じた。選挙事務所には大きな民主党と社民党首のポスターのような推薦状が貼り出され、民主の風を利用して政治刷新を叫び続けた。しかし、結果的に対立軸の松本氏のこれまでの行政手腕を覆すものではなかった。民主党トップ2人の政治資金問題も選挙戦に影響を与えたかもしれないが、佐藤氏の一夜漬けの行政論では、糸島市民は動かなかったのである。

しかし、佐藤氏が唱えた糸島市の夢・物語は決して侮ることはできない。そうした刷新を求める市民の票2万2000票近くがそれを物語っている。
佐藤氏は、選挙では糸島の夢を物語ることができたが、自らの仕事面では「敵は建築家にあり」のブログにあるように、以前、自ら受注した個人住宅の住宅瑕疵問題を抱えていた。改修工事に2年間、それでも改善されず裁判2年間の合計4年間も係争が続いている。
そうした自らのマネジメント問題が、一方で市長になった場合の市政でのマネジメント力も含め、選挙で問われていた。こうした事実が、前原市長選前から(前原)市民のブログでも貼り出され、ネット閲覧者には知れ渡っていたのである。
 

[ 2010年2月26日 ]
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