アイコン 金子元知事が参院選に出馬する本当の理由⑤

金子0611金子漁業問題

水産業界は、不況による消費低迷で厳しい状況にある。マグロ等もリーマンショック前には急騰していたが、その後は国産黒マグロ、鯛・ヒラメ・フグ等の高級魚を中心に大きく値下がりしている。そのため養殖業者や水産加工業者も破綻する会社が目立つ昨今である。

こうした状況を踏まえ、来年3月までに金子産業㈱と東洋漁業㈱・兼井物産㈱の金子グループ3社の計画が完了するか不明な点が見えてくる。債務免除を最大限行っておれば財務上は問題なかろうが、唐津市の巨大な東洋漁業の水産加工場の売上高が心配であり、数百万匹の鯛やフグを出荷する養殖事業も高級魚の価格下落で心配され、壱岐・対馬で養殖されているマグロも高値から一転下落しており、肝心の利益計画が達成できているか心配されるところである。

この3社の財務内容は、借入金の債務免除益が山ほど計上され、またDESにより借入金が出資金へ化け、化け益も計上され、債務超過は現在解決されている状態になっているはず。しかしながら金子漁業グループは調査会社に対しても一切財務内容を公開せず、内容は定かではない。
(県庁に番外のニュー長崎ホテルの決算報告書があるが、担当者の口ぶりから開示情報で求め、開示されたとしても内容は黒塗りされ内容を把握するのは困難であろう)


 

[ 2010年6月17日 ]
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