アイコン 2487点失格の(私立)大分高校の不正出品について

第15回全日本高校・大学生書道展(読売新聞社、日本書芸院主催)で、不正出品が多数あったとして私立大分高校(大分市)の全応募作品2487点が失格になった。
大分高は、同展で過去9回、団体賞の最優秀に選ばれ、「書の甲子園」の愛称を持つ国際高校生選抜書展(毎日新聞社、毎日書道会主催)では07年に団体の部で優勝。今年7月の書道パフォーマンス甲子園でも初優勝するなど書道の名門。 
問題となったのは、同展の4部門のうち篆刻(てんこく)の部。同校が出品した247点のほとんどを、複数の篆刻を組み合わせて一つの作品のように偽装。実際に彫ったのは40点だけだったというお粗末振りが審査員に見破られ、同行関係者も認めたという。
 書道で正規に出品した学生にとっては迷惑千萬の話である。担当教諭は打ち首獄門の刑であろうが、一部門の不正で、残り③部門の出品作品も全部失格にされるという正規に出品作品を制作した学生にとっては可哀想な話である。

某・科展の出品作品の話。
ある人が退職して、趣味であった絵を本格的にはじめ、周囲から上手ですねと言われ、小さな個展など開催、そして・科展に応募する。しかし落選の連続。どうしたら旨くなれるのか先生に相談する。先生は指導するが、ある人と先生の差は歴然。当然、出品作品も指導することになる。先生も指導する立場、入選してもらいたい気持ちもある。しかし、現実には、指導してもある人の実力は入選に程遠いもの、先生がほとんどの筆を取り、描き、出品作品は完成、そして見事入選したそうである。
人によっては、多くの人を呼んで盛大な入選祝のパーティをしたりしているという、もちろん先生はプロである。ある人たち、結構金持ちの人たちが多いという。

 

[ 2010年8月11日 ]
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