アイコン トステムの不適合防火樹脂サッシの改修費用はいくら? エクセルシャノンは200億円

トステムは、国交省から認定の防火樹脂サッシの不適合問題を指摘され、納品先の全国1万件の改修工事にあたるが、大きな損失が予想される。
2009年1月発生した㈱エクセルシャノンの不適合問題で、親会社のトクヤマは、2009年3月期、樹脂サッシ(防耐火グレード)問題の改修費用見込額を200億円特別損失として計上していた。

実際の改修戸数は同じくらいと見られ、トステムでもそれ相応の損失が発生するものと見られる。(本体はそのままで防火部材だけの取替えでは、かなり安くなるとも思えるが・・)
国交省の話では、トステムは各種検査施設を持っているものの、防火性能検査施設は持っていなかったようである。№1のトステムであるなら、ベイスターズを購入しようとするくらい儲けており、当該の施設くらい持っていた方が賢明であったろう。
同社では、改定品の防火チェックを同社が加盟する協会(防火性能検査はできず、殆ど図面チェックのみ)に依頼していた。
それにしても、実証実験では、防火部材での硝子の維持につき、認定品の要20分間以上が、改定品では8分間しか維持できなかったとされており、認定品と改定品の仕様の違いにおける防火性能の違いは、ちょっとした知識の持ち主なら、分かりそうな気もするが・・・。
 

[ 2011年2月 2日 ]
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