アイコン OEMという隠れ蓑!(佐世保市水道局)

投稿者 = 間多 魚太郎

佐世保水道局佐世保市北部浄水場(仮称)統合事業の結果は、未だに発表されていない。新たな動きも無い様なので、ここで少しおさらいをしてみよう。メタウォーターは、元水道局の吉村、小川氏と市岡市議を使い、東海大の茂庭名誉教授率いるメタウォーター決定委員会を設置し、強引にメタ膜(セラミック膜)を売り込もうとしていたのが、この物件である。同じような手口を用い大牟田・荒尾市でもメタ膜の売込みに成功している。
これが、既存の浄水場や一般的な浄水システムに、膜のみを有機膜等と競争して導入するのであれば、公正な競争なので問題はない。
しかし、メタ膜をシステムごと導入した場合やメタ膜を指定して購入する場合、メタ膜というものは、世界中で1社しか製造しておらず公共事業に使うことは独占禁止法上問題があると考えられる。もちろん、既に述べたように危機管理上の問題もある。

なぜ問題のあるメタ膜をすんなり導入できるのか?そこにはOEMという隠れ蓑があるのだ。OEMとは、相手先ブランドの製品を製造することである。スズキや三菱の軽自動車を日産が自社ブランドで販売していることと同じである。つまりメタ膜の製造は、メタウォーターが独占的に行なっていても、それを複数のメーカーが売ることが出来るため、競争原理が働いているように見えるのである。メタウォーターは、国内複数のプラントメーカーとOEM契約を結んでいる。しかし、実際にはメタ膜の供給価格を調整し、機器の販売や工事の入札を操っているのである。事実、伊万里市の第9次拡張事業浄水場膜ろ過設備工事で各社を操作し(談合とも言う)、受注に成功している。
メタウォーターは、OEM契約を隠れ蓑に、競争原理が働いているかの如く各水道事業者へメタ膜を売り込んでいるが、そこには公正・公平な競争入札などないのである。

編集部・・・・OEM契約、なるほどですね、メタウォーターはメタメタ上手い事やってるんですね。それにしても東海大学の教授も元水道局の吉村、小川氏、市岡市議も◎ルですね。
 

[ 2010年8月18日 ]
モバイル
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
この記事を見た人は以下も見ています(メタウォーター、)
スポンサードリンク