アイコン メタ膜指定入札の検証!(佐世保市水道局)

投稿者 = 間多 魚太郎

佐世保水道局

佐世保市北部浄水場(仮称)統合事業の結果は、未だに発表されないので、ものはついでにメタ膜指定で行なわれた伊万里市の第9次拡張事業浄水場膜ろ過設備工事の入札結果を見直してみよう。
詳細は、昨年9月15日から17日の本誌日刊セイケイに記載されている。また詳しい結果は、伊万里市のホームページに公開されている。

入札メンバーも公開されており、全てメタ膜のOEM供給を受けているプラントメーカーで、磯村豊水、JFEエンジ、水道機工、日立プラント、扶桑建設、前澤工業、理水化学にメタウォーターの8社であった。しかし、このうち応札したのは、わずか3社。5社は辞退してしまった。メタウォーターは、各社に談合を強要し断られると、OEM契約があるにもかかわらず、法外な価格提示をしたりメタ膜の情報を知らせないなどの妨害を行い、積算できないようにし、辞退に追い込んだのである。談合に乗って応札した2社も1社は公開された予定価格に近い金額を入れ、残る1社のみが、さも競争したかのような金額(予定価格のきっちり85%)を入れたのである。
そして結果は、日刊セイケイが報じていた通り、メタウォーターの落札になったのである。
当たり前である。各社がまじめに入札しようとしても、価格をコントロールされているので勝ち目は無い。メタ膜には公正・公平な競争入札など無いのである。
佐世保市の本件は、結局メタウォーターの落札となるのだが、その後にも伊万里市と同じ状況が起こるのである。

編集部・・・・今回、メタウォーターとその仲間達は、本誌で悪事を暴かれても、暴かれても往生際が悪い。そもそも本誌に競争排除を指摘されてなかったら、今回の佐世保の入札はメタウォーターの取りたい放題、儲け放題だった。それを容認していた光武一味も許せないが、メタ社の悪事に積極的に加担していた市岡市議の責任は重大である。

 

 

[ 2010年8月19日 ]
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