アイコン どん兵衛屋号戦争 日清食品の勝ち

どん兵衛人気即席めんの「どん兵衛」を製造する日清食品などが、同じ店名でうどん屋を展開するのは消費者の混乱を招くとして、山口県萩市の飲食チェーン「どん兵衛」に名前の使用をやめるよう求めた訴訟で、大阪地裁で24日までに、被告側が社名変更することなどで和解が成立した。
 和解内容は、被告側が来年3月までに「どん兵衛」の社名をやめ、メニューや看板も使わないこと、日清側も1億1000万円の損害賠償請求を取り下げる。被告側によると、既に店名に「萩之家」などを使い始めているという。

日清側は7月提訴。同社が1976年に販売を始めた「どん兵衛」の名称は、うどんの「どん」と人名を組み合わせた造語。飲食チェーンは81年ごろから山口県内の店舗で同名の使用を始めた後、三重、愛知県などにも出店。日清側は「商品名にただ乗りし利益を得ようとした」と主張。飲食チェーンは和解について「紛争を長引かせてもお互いの利益にならないと判断した」としている。
 

[ 2010年11月25日 ]
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