アイコン 昭和ホールディングス(旧、昭和ゴム)/元監査役から訴訟受ける

ハゲタカに弄ばれ、こん日では、東南アで展開するAPFグループ(大阪人)傘下となっている旧昭和ゴムであるが、元山田監査役より、同社の行ってきた投資案件の意思決定において、同社取締役の善管注意義務違反・忠実注意義務違反と言う重大な任務懈怠があったこと、及び、会社のリスク管理体制、就中与信管理体制に不備があり、早急なる対応が求められることの意見が表明なされた。

それに対して同社は、元山田監査役の意見に対し、平成20年6月14日付のリリースで、善管注意義務違反・忠実注意義務違反といった任務懈怠はなかったという同社及び同社の顧問弁護士の意見を公表していた。
その後、元山田監査役から、事実と異なっていることや、又、社会的信用のある顧問弁護士の意見という形で公表されたことにより、元山田監査役の信用失墜の被害がより深刻となったこと等から、内容の修正を求められた。
しかし、同社が応じなかったため、山田監査役から、名誉棄損による損害賠償請求を求め提訴を受けたものである。

 裁判になり、こうした問題点を具体的に元山田監査役が、発言する内容に興味がもたれる。
APFの此下氏は、その間の同社が社債乱発などしたことは知らないと思われ、知っているのはハゲタカ軍団に利用され傀儡となった・・氏ぐらいであろう。

株価24円(1/24)
<山田元監査役略歴>2007年6月時点

昭和36年4月
三井物産株式会社入社
昭和48年5月
米国三井物産㈱ニューヨーク本店財務課課長代理
昭和5611
香港三井物産㈱取締役財務会計部長
平成6年12
 三井リース事業㈱取締役財務部担当
平成15年3月
 田園都市㈱顧問
平成17年6月
 ㈱プロファイルキャリア監査役()
平成19年6月
当社監査役(現)

上記監査役経歴で興味が注がれるのは、同氏がハゲタカの元になったプロファイルキャリアに在籍されていた方である点。
同社の親会社プロファイルの松平社長(当時)は、山田氏と同じく三井物産重役出身であった。松平氏は退職後プロファイルの社長に招聘されたものの、プロファイルグループ内に巣くったハゲタカ一味に騙され、その間、三井物産OBの信用を利用され、また、勝手に会社借入の連帯保証に捺印され、その後会社は実質消滅破綻。松平氏は自宅から別荘から取り上げられ、世田谷の家族の人が泣いていたものである。
山田元監査役に望むところは、当時のハゲタカ仕手軍団が集結した旧昭和ゴムの乗っ取り事件も当訴訟で明らかにして頂きたいが、プロファイルおよびプロファイルキャリアの事件を明らかにしてもらいたいものである。多分、松平社長に誘われてプロファイルキャリアの監査役に就任されていたのかもしれない。
 

[ 2011年1月25日 ]
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