アイコン 上頓野産業団地(直方市)に独系自動車用エアクリーナー生産会社進出 2.7ha

ドイツ系の自動車部品メーカー「マーレフィルターシステムズ」が、直方市市上頓野の工業団地「上頓野産業団地」に、自動車用プラスチック部品の製造工場を進出させる。2012年末操業開始を予定。
 同社は、「マーレ」の系列会社で関東に生産拠点を置き、昨年の売上高は413億円、従業員数740人。
 同団地の約2・7haを市から購入、エアクリーナーなどを生産する。

同社は、これまで日産自動車との取引が全体の半分を占める。九州では日産・トヨタ・ダイハツなど自動車生産の拡大が見込まれ、今後の成長のために進出を決めたとしている。
同団地は、日産の苅田工場より、トヨタの宮田工場に近く、トヨタのお隣の市にある。
マーレフィルターシステムズは、これまで埼玉工場・テクニカルセンター(埼玉県川越市)、栃木工場(栃木県真岡市)、茨城工場(茨城県桜川市)やマーレエンジンコンポーネンツジャパン㈱が本社・テクニカルセンター(埼玉県桶川市)、鶴岡工場(山形県鶴岡市)・山形工場(山形県西村山郡)、平田工場(福島県石川郡)に生産基地を有しており、自動車生産工場の多い九州・福岡に進出してきたものと思われる。工場の分散化という意味では震災の影響もあるかもしれない。
 

[ 2011年4月25日 ]
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