アイコン 港区のパーレック/弘前市の東照宮の建物群を解体強行

破産した東照宮(青森県弘前市大字笹森町38、代表役員:工藤均)の敷地や建物を所有する東京都港区の不動産会社「パーレック」(東京都港区新橋6-4-3 ル・ク゛ラシェルBLDG7-8F、電話03-3434-3333)が、拝殿や社務所などの解体工事に着手した。
重要文化財指定となっている東照宮本殿は、破産財団資産となっており、破産管財人から弘前市への無償譲渡が決定されている。
しかし、本殿と一体となす社務所や拝殿は、市は本殿の保存・活用方法を今後検討するため、同社に工事の延期を申し入れていたが、同社は「計画通り工事を行う」と回答したという。

同社の工事責任者は、9月26日から社務所にあるテーブルやいすなどの荷物を運び出すなどの作業をしていることを説明したうえで、「本殿には手をつけない。そのほかの拝殿などの建物については10月1日から本格的に解体し、11月末までに更地にして地元の不動産会社に売却したい」と語っている。

市は本殿の修繕費見積もりなどのため7日に本殿を立ち入り調査。その一方で、水面下で本殿の底地を所有する同社と譲渡交渉を行った。

関係者によると、市が本殿の底地を含む一部用地の取得を同社に提案したのに対し、同社は所有地約5000平方メートルの一括購入を主張し、交渉は滞っているという。

東照宮の建物群全体が文化財であり、市との交渉中に、こうした動きをして、高値売却を目論むハゲタカ不動産会社や購入予定の地元不動産会社にも、八百万の神が天・をかけることになろう。
坊主や神主がハゲタカと化かし、神社仏閣まで担保に入れて投資するとは、もう世も末じゃ。


 

[ 2012年10月 2日 ]
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