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厚労省が2月1日発表したインフルエンザの感染状況によると、2013年第4週(21日~27日)は、前週に比べ患者数が急拡大している。第4週にインフルエンザの大流行の警報数値である30を越えた都道府県は30都道府県にのぼり、前週の9県から急激に増加している。第4週の1週間に病院で治療を受けた人は推計で214万人に上るとされる。
2012~2013年シーズンのインフルエンザの定点当たり報告数は、2012年第43週以降増加が続いてきている。

<第4週の状況>
2013年第4週の定点当たり報告数は、36.44(患者報告数180,085)となり、今週も大幅な増加となった。
定点医療機関からの報告をもとに、定点以外を含む全国の医療機関を、この1週間に受診した患者数を推計すると約214万人(95%信頼区間:200万人~228万人)となっている。

第4週のインフルエンザ感染者 年齢層別
 
推定
 
0~4歳
25万人
11.7%
5~9歳
35万人
16.4%
10~14歳
30万人
14.0%
20代
20万人
9.3%
30代
26万人
12.1%
40代
23万人
10.7%
その他
 
 

<都道府県別状況>
都道府県別では、新潟県(53.81)、千葉県(53.22)、長崎県(50.91)、埼玉県(49.53)、愛知県(46.65)、福岡県(45.74)、福島県(45.41)、神奈川県(41.69)、東京都(41.29)、茨城県(41.25)、愛媛県(40.46)の順となっており、第2 週、第3 週に続いて第4 週も全ての都道府県で前週の報告数よりも増加がみられた。

<これまでの経緯と最新のデータ>
30以上は警報レベル
インフルエンザ定点当たり報告数・都道府県別
区分
定点
定点
定点
定点
定点
報告数
定点当り
 
51週
52週
1週
2週
3週
4週(1月21~27日)
総数
2.23
3.35
3.91
12.07
22.58
180,085
36.44
北海道
1.53
2.86
4.87
11.93
19.74
8,400
37
青森県
0.20
0.61
1.50
6.81
18.06
1,983
30.98
岩手県
3.14
6.42
7.61
10.55
18.88
2,024
31.63
宮城県
1.13
1.42
1.85
8.90
18.81
2,850
30.65
秋田県
0.85
1.76
4.25
6.64
12.27
1,230
22.36
山形県
0.52
1.33
1.16
9.00
21.50
1,620
33.75
福島県
1.41
4.80
9.75
20.74
38.63
3,451
45.41
茨城県
2.04
6.10
9.85
25.88
36.18
4,950
41.25
栃木県
5.41
10.72
9.55
21.80
32.08
2,830
37.73
群馬県
13.07
15.05
15.01
27.71
35.66
3,836
39.14
埼玉県
5.81
8.08
7.20
20.44
32.13
12,185
49.53
千葉県
3.91
5.25
6.27
22.52
34.17
11,230
53.22
東京都
2.32
3.87
3.07
14.27
24.01
17,259
41.29
神奈川県
1.54
2.63
2.77
13.12
23.30
13,883
41.69
新潟県
2.65
3.04
2.29
11.12
27.81
5,112
53.81
富山県
1.08
1.17
1.17
5.98
13.79
1,417
29.52
石川県
0.19
0.65
1.88
5.79
16.52
1,536
32
福井県
0.41
2.38
2.66
4.91
12.91
623
19.47
山梨県
4.50
4.43
4.68
13.43
19.88
1,470
36.75
長野県
1.94
4.83
5.59
13.67
23.24
3,229
37.11
岐阜県
1.59
2.94
5.90
7.90
21.44
2,541
29.21
静岡県
1.78
2.09
3.32
11.87
20.12
4,879
35.1
愛知県
1.59
2.88
4.13
14.14
28.09
9,097
46.65
三重県
0.60
1.06
1.24
6.17
13.63
1,799
24.99
滋賀県
0.85
1.26
3.13
6.98
17.83
1,326
25.02
京都府
0.39
0.71
1.71
5.94
13.89
2,850
23.55
大阪府
0.74
0.78
1.34
4.88
11.82
7,060
22.85
兵庫県
0.78
0.83
1.20
6.31
14.61
5,844
29.37
奈良県
0.58
0.69
1.27
4.56
12.40
1,264
22.98
和歌山県
1.38
1.14
1.08
5.76
11.20
1,024
20.48
鳥取県
1.03
1.34
2.72
9.66
19.86
1,003
34.59
島根県
0.53
0.82
2.18
4.63
13.63
858
22.58
岡山県
0.62
1.43
1.85
5.81
15.37
2,345
27.92
広島県
3.17
3.1
1.85
7.01
18.5
4,112
35.76
山口県
0.75
1.49
2.48
8.67
18.38
2,165
31.38
徳島県
1.34
1.79
1.95
4.87
12.03
866
22.79
香川県
0.14
0.39
1.24
3.06
12.80
1,561
31.86
愛媛県
0.89
1.77
1.51
7.85
24.97
2,468
40.46
高知県
2.79
3.25
3.27
7.29
12.67
986
20.54
福岡県
3.32
4.99
5.16
16.71
32.92
9,010
45.74
佐賀県
8.63
10.26
6.34
19.97
31.45
1,378
36.26
長崎県
1.61
1.13
3.41
13.74
34.50
3,564
50.91
熊本県
0.7
1.16
1.53
7.45
15.83
1,792
22.4
大分県
3.14
2.84
3.09
11.98
26.84
2,239
38.6
宮崎県
1.81
2.41
2.58
8.47
26.76
2,260
38.31
鹿児島県
0.20
0.31
1.29
7.80
18.46
3,116
33.51
沖縄県
5.69
7.79
9.36
12.1
19.98
1,560
26.9

全国の保健所地域で警報レベルを超えているのは300 箇所(44 都道府県)と増加し、注意報レベルのみを超えている保健所地域は236 箇所(45 都道府県)となった。
2012 年第36 週以降これまでの国内のインフルエンザウイルスの検出状況をみると、AH3亜型(A 香港型)の割合が最も多く検出されている。
2月になると例年「香港B型」が流行することから、香港A・B型でインフルエンザの大流行になる兆しとなっている。
 中国からは、重金属などを含んだスモッグが日本へ押し寄せており、喉も痛めやすく、
マスクは、インフルエンザ・スモッグ対策からも超微紛用マスクが必要。
 インフルエンザに被患した人は、うつさないためにも休もう。
 経営者は、職場にインフルエンザが蔓延しないよう、積極的に被患者を休ませましょ
う。
[ 2013年2月 1日 ]
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