アイコン 復興支援事業を喰い物にしたNPO法人大雪りばぁねっと。/破産開始決定

岡田栄悟

東日本大震災の復興支援事業を喰い物にしたNPO法人大雪りばぁねっと。(北海道旭川市近文町25丁目2122-82、代表:岡田栄悟)は15日、東京地方裁判所において、破産手続きの開始決定を受けた。
負債額は約5億6千万円。

同法人は山田町の前町長を操り、町が国から委託された雇用創出事業を好き放題に運営して巨額不正支出を行ったNPO法人。
同法人は、今期分(本年3月まで)として町から事業資金を受け取りながら、雇用した町民に対して昨年11月分の給与さえ支払うことができなくなり、12月には雇用した町民を全員解雇するという杜撰な経営実態が浮き彫りとなっていた。監督すべき山田町の同法人に対する監督も杜撰きわまるものであったことが判明している。
山田町は当問題に対して百条委員会の開催を決定しながら金がかかるとして開催もせず、拘束力を持たない第3者委員会からの同法人に対するヒアリングにも同法人は一切応ぜず、同法人はそそくさに自己破産申請の準備に入っていた。
町は使途不明金=不正支出金の5億円を同法人に対して遅ればせながら請求するというものの、同法人はそのお返しに破産開始決定か意思決定を正式に受けたものである。

山田町は、前町長や同町幹部職員らとの癒着問題も取り沙汰されており、刑事事件にすることさえも躊躇している(前町長は岡田代表とチンクソの仲となり、同町幹部にしようとした経緯がある)。
ここで一番問題なのは、同法人が早くから山田町の町長のお墨付き付きをもらい、被災直後の混乱した時期に、復興支援のほかのボランティアの人たちといろいろなトラブルを起こし、山田町の復興支援に無償で参加していた人たちに対し、非常に気分が悪いものとしたことである。

山田町が負担することになった不正使用資金5億円については、国が事業資金支出を認めず、町は受け取った事業資金の返済を求められたが、山田町は町の資金=国民の税金で一時的に返済処理したとしても今後、前町長・当時の議員全員・関係した町幹部職員らが、10年かけても20年かけても割賦弁済することが世の道理と思われる。

同法人は、幹部職員のアルマーニの制服、ベンツのトラック、特注ボート(約1000万円?)、違法な入浴施設建設などなど数々の法律違反行為(同法人の関係者にリース会社を石川県に設立させ、リース会社を利用した手口、「御蔵の湯」など全資産はリース会社のオールブリッジに所有権がある)を行いやりたい放題、同法人には資金を管理する帳簿類もほとんど作成されず残されていないという。

厚労省では、緊急雇用創出事業を委託されていた事業者の破たんは聞いたことがないという前代未聞の恥晒しな岩手県山田町の杜撰な事業者管理事件である。

大雪りばぁねっと。記事まとめ(順不同)
被災者雇用の復興事業を喰い物にした「大雪りばぁねっと。」
復興支援事業喰物 大雪りばぁねっと 岡田栄悟代表 山田町災害復興支援隊
「大雪りばぁねっと。」使途不明金なんと4億83百万円 山田町が負担と
裏切られたのはどっちだ 「大雪りばぁねっと。」山田町問題
山田町の施設を勝手に大幅増改築「隠し部屋」も 大雪りばぁねっと
岩手県山田町/「大雪りばぁねっと。」岡田代表の身元確認せず特別職採用
大雪りばぁねっと。の損失補てん4億8千万円に住民カンカン 議会リコールへ
山田町/復興予算喰い物「大雪りばぁねっと。」真相究明の百条委設置せず
「大雪りばぁねっと。」第3者調査委員会を設置せよ!復興支援事業 給与未払い問題
NPO「大雪りばぁねっと。」山田町百条委設置へ/県は補助金全額返還請求も
NPO法人「大雪りばぁねっと。」復興予算を喰い物にしたのか 岩手県山田町
NPO法人「大雪りばぁねっと。」/弁護士一任 倒産 岡田栄悟 山田町災害復興支援隊

[ 2013年5月16日 ]
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