アイコン なまぐさ坊主ら信金から1億6千万円詐取 偽造公文書で

愛知県警は26日、架空の更生施設建設の名目で、知多信用金庫から現金1億6千万円の融資を受けたなどとして、詐欺と偽造有印公文書行使の疑いで、名古屋市東区徳川、僧侶岡本智泉容疑者(45)ら男女3人を逮捕した。
逮 捕容疑は2006年6月上旬共謀して、「引きこもりの青少年らの更生施設を建設するため融資してほしい。建設費の4分の3は補助金が出る」などと知多信用 金庫(愛知県半田市)の担当者にうその説明をし、県が補助金を交付するとした偽造の公文書を知多信金に提出。同年7月と10月に計1億6千万円を融資させ 詐取した疑いがもたれている。

坊主らは、信金担当者と県庁の食堂で面談、実在しない「障害課」の県庁職員という男も同席し、「交付金を受けられます」と説明していたという。
当然、施設は建設されず、返済が滞ったため、知多信金が愛知県庁に問い合わせて発覚した。 
 小説にでもなるように手口の詐取事件であるが、県庁側に直接確認しなかったことに信金側の問題点もある。融資するときには、担当が一回単独で間違いないかすべてチェックすることである。しかし、今時の融資は書類主義であり、汗をかき確認作業を行うなどしないのだろう。
 まったく同じような手口で大分銀行が何億かやられたことがあった。

 

[ 2013年6月27日 ]
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