アイコン 佐藤工業/シンガポール地下鉄工事300億円受注

佐藤工業は、シンガポール地下鉄の新路線であるトムソン線のT212工区工事(アッパー・トムソン駅及びシールドトンネル工事)を、同国の陸上交通庁(LTA)から約300億円で単独受注した。
ト ムソン線のほぼ中間に位置するアッパー・トムソン駅(延長228m)と、隣接工区のカルデコット駅までの約2㎞区間の中間に設ける発進立坑から3台の泥水 式シールド機を使って4本のトンネル(外径6.6m)を構築する。掘削延長は約3.9㎞。工期は2020年5月までの79ヶ月。
トンネルは2018年2月、駅構造物は同年4月の完成を予定している。
工事では、交通量の多いアッパー・トムソン道路を6回にわたって切り回すと同時に水道、地中高圧線、ガス管の切り替えを行いながら駅を施工するなど、高い施工技術が求められる。

トムソン線は、南部のマリーナサウス地区と北部のウッドランド地区を結ぶ全長約30㎞の新路線で、設置する22駅はすべて地下駅となっている。
同社は、1971年のシンガポール進出以来、インフラ整備を始め、さまざまな土木・建築工事に携わってきた。地下鉄工事では、営業4路線のうち、東西線の3工区(C306、C1280、C1590工区)、北東線の2工区(C702、C712工区)、環状線の1工区(C852A)の施工実績がある。
現在も、総額約450億円で受注したダウンタウン線第3期工事の3工区(C928、C932、C936)を施工しており、2016年の完成を目指している。
 参照:建設通信新聞

佐藤工業(株)の財務内容と業績 平成24年6月期 /百万円
科目
金額
科目
金額
流動資産
132,133
流動負債
87,595
 
 
固定負債
7,526
固定資産
11,646
自己資本
48,658
 
 
(資本金)
3,000
資産合計
143,779
負債+資本計
143,779
売上高
粗利益
経常利益
自己資本率
161,211
5,839
-1,143
33.8%
・建築5.5割・土木4.5割
 
[ 2013年11月22日 ]
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