アイコン リコール 敷島製パンの和菓子のアメリカ豆から防腐剤成分ジクロロフェノール検出

敷島製パンは7日、製造した和菓子に、異臭の原因となる微量の塩素系の化学物質が含まれていたことが分かり、製造した和菓子44万点余りを自主回収することにした。
先 月31日に「なごやん」を食べた客から「風味がいつもと違う。カルキ臭がする」という指摘があり、製品を調べたところ、異臭の原因となる塩素系の化学物質 の「ジクロロフェノール」が微量、検出されたほか、白あんの原料として使っているアメリカから輸入した白インゲンマメからも同じ化学物質が検出されたとい う。
自主回収の対象となるのは、敷島製パンが昨年12月23日から30日までの間に製造した和菓子の「なごやん」や「はろうきてぃなごやん」など17種類、合計44万5000点。

検出された化学物質は大量に摂取しないかぎり健康に影響はないということですが、敷島製パンでは、「なごやん」を製造している愛知県刈谷市の工場で、同じ期間に製造した和菓子すべてを自主回収することを決めた。

自主回収に関する問合せ専用電話番号「0120ー877ー835」

米国産白インゲン豆の問題点2つ
1、 米国など外国から輸入する豆類および米・とうもろこし・小麦等穀物類は、防腐剤が撒かれており、今回のように残留しているケースが、過去にも多々見つかっているほか、製品では甘納豆事件もあった。
   ジクロロフェノールはクロロフェノール類で、防腐剤や消毒剤・農薬の成分として配合されており、肉食人種のアメリカの要請により緩むばかりの現在の日本の食物薬物規制は、TPP締結後は大幅に緩んでくる。

2、 米国では今や化学メーカーが作り出した遺伝子操作作物・穀物だらけであり、今回の豆類のように日本へも大量に輸入されている。
そうした豆類の使用は、製品の主要内容物でない限り、また、加工した食物となっていることもあり、パッケージに遺伝子操作豆使用とは絶対表記していない。
逆に善意なメーカーは、「遺伝子操作の穀物類は一切使用していません」と記載している。

遺伝子操作作物を開発した権化の米国でも、同国の主要食物の小麦については、遺伝子操作麦類の食材転用を禁止している。昨年、一部が食材として利用され、大騒ぎになった。
遺伝子操作作物の人体的な影響は、まだ安全の有無について完全には解明されていない。

<ジクロロフェノール>
大量の2,4-ジクロロフェノール(2,4-DCP)における急性症状は、消化器系では、口喉内の灼痛、口内及び消化管上部の粘膜白色壊死、腹痛、嘔吐、下痢、神経系では、蒼白、発汗、衰弱、頭痛、眩暈、耳鳴り、尿失禁、循環器系では、弱不整脈、低血圧、チアノーゼ、顕著な体温変化、呼吸器系では、ラッセル音、鼻、口での泡沫分泌、肺の浮腫、泌尿器系では、褐色尿、腎不全、血液系では、メトヘモグロビン血症、ハインツ体溶血性貧血, 高ビリルビン血症の報告例があり、呼吸、循環器もしくは心臓不全によって死亡することがある (HSDB, 2001)。
動物実験では、経口反復投与毒性試験において、特に肝臓への影響、造血系及び免疫系への影響が認められている。
日本へ船舶で運ぶことから、特に夏場などでは船の中で穀物が腐れやすく、こうした成分を含む防腐剤を撒いている。日本では、残留濃度により規制をかけているが、成分によっては臭いがついてまわり、今回の事態に至る。また、日本の検疫行政は、経費削減から職員を減らされ続け、初期輸入にパスすれば、その後の抜き打ち検査の頻度は、ほとんどやっていないのも同然、いくらでも規制値以上のものがはいってきていると見た方がよい。
肉食獣の欧米人と菜食獣の日本人とは、体質や構造も微妙に異なっている。

[ 2014年1月 8日 ]
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