不正送金・不正アクセス幇助 プロキシサーバー中都商事の代表ら中国籍2人逮捕
警視庁と埼玉県警は13日、不正に入手したIDとパスワードで、プロバイダー(接続業者)にアクセスしたとして、不正アクセス禁止法違反の容疑で、プロキシ(代理)サーバーを管理する「中都商事」(豊島区)社長の劉傳聞容疑者(34)ら中国人2人を逮捕したと発表した。
プロキシサーバーは、インターネット利用者とサイトを中継する役割を持つ。
警視庁によると、同社は2010年から中国国内向けサーバーを運営。サーバーは利用者の接続履歴(ログ)が残らない設定になっており、ネットバンキングの不正送金事件などサイバー犯罪に使われていた。
同社は、中国にある代理店を通じて客を集め、利用料は月2千~3千円。少なくとも570人の客がいて月150万円以上の売り上げがあったとみられる。
劉容疑者らは、日本にあるプロバイダーの契約者情報を不正に入手した中国の人物からIDとパスワードを購入。このIDとパスワードを使ってプロバイダーにアクセス、客が日本のサイトに自由に接続できる環境をつくっていたという。
同社のサーバーを使って11年~昨年、携帯電話レンタル会社「エクスコムグローバル」のシステムから客11万人のクレジットカード情報が流出した事件、昨年、朝日新聞記者に成り済まして、国会議員らにウイルスメールを送った事件や官庁や企業を狙ってウイルスなどを添付した標的型メールの送信などに利用されていた。
逮捕容疑では昨年10月、神奈川県内の男性のIDとパスワードを不正に取得して使用、豊島区内のアパートに設置したプロキシサーバーから、プロバイダーのサーバーコンピューターにアクセスしたとされる。
劉容疑者らは「逮捕状に書かれていることは間違っている」などと容疑を否認しているという。
以上、報道
中国はろくでもない連中を送り込んでくるものだ。こうした連中は初犯・国内外問わず求む強制労働10年だ。
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