アイコン 続、マレーシア航空MH370便の残骸か? マラッカ海峡 チグハグな情報に中国カンカン

北京晩報は、2014年3月17日、ギリシャの複数の ポータルサイトによると、行方不明となっているマレーシア航空MH370便の捜索に参加しているギリシャのタンカー「Elka Athina」は現在、残骸が散らばっている区域に接近しているという。インドネシアを通じて明らかにした。
タンカー「Elka Athina」号は、マラッカ海峡北部の海域を航行中、“残骸区”に突入したという。マレーシア現地時間16日午後9時30分に同海域を航行。現在のところ、残骸が不明のマレーシア機のものかどうかの確認は取れていないという。
 今や25ヶ国が捜索に当たっているMH370便、海のゴミが残骸とされたり、衛星写真での物体が現場海域に何もなかったり、墜落説、ハイジャック説と入り乱れたままとなっている。
今回の発見がどうなのかは不明。18日朝になっても当件について、ウンともスンとも報道されていない。

<中国報道機関不満爆発>
中国新華網は3月16日、消息を絶ったままのマレーシア航空MH370便の行方について、同機のエンジンが最後に発出した信号が手がかりになる可能性が指摘されている。だが、エンジンの製造、メンテナンスを行っている英国のロールスロイス社と、機体を製造したボーイング社は中国メディアの取材に口を閉ざしたままだ。これについて、「この事件で米国が果たす役割について、ある種の連想が働く」と伝えている。

ロールスロイス社によると、「エンジンヘル スモニタ(EHM)」が、主にエンジンに搭載されたセンサーと衛星経由で送信されたデータによって運行状況を把握していると述べている。EHMシステムのデータは「航空機空地データ通信システム(ACARS)」でロールスロイス社のデータセンターに送られている。

ロールスロイス社とボーイング社が、このデータを保有していることは間違いなく、分析されたエンジンのデータは、所有者のマレーシア航空にもフィードバックされている。つまり、この3社がデータを持っているはずだ。
国際民間航空機関(ICAO)は、航空事故調査官が必要とする場合を除き、データの秘密保持が定められている。
WSJは、米国の調査関係者からの情報として、MH370便が消息を絶ってから4時間にわたって、通信衛星が位置や高度などの情報を伝える信号「ピン(ping)」を受信していたと伝えた。マレーシア側は一旦、報道を否定したものの、その後首相自ら、認めた内容の灰弱説の記者会見を開催した。
米国のWSJ紙が、このような情報を得ているにもかかわらず、なぜ中国メディアの取材に対してはだんまりを決め込むのだろうか。MH370の乗客のうち、154名が中国籍で、米国籍は4名だけだった。
確かに、ロールスロイスとボーイングは中国に対して秘密を保持するべきかもしれないが、むしろ「米国の調査関係者」と米WSJ紙に対して秘密保持するべきではないのだろうか。
今回の事件では、飛行機はマレーシア、乗客の大多数は中国、そして最も多く情報を握っているのは米国という構図になっており、この事件で米国が果たす役割について、ある種の連想を働かさざるを得ないと結んでいる。
中国は大量の戦艦や巡視艇・海警艇など捜索に投入するも成果は得られず、備偵察衛星の残骸らしき画像まで提出したが現場には何もなかった。画像もその精度は旧式の解像度であり、中国も手のうちを現実は見せていない。ただ、イラダチだけが目立ってきている。

[ 2014年3月18日 ]
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