アイコン マウントゴックス/米イリノイ連邦地裁で訴え マルク・カルプレスとは・・・

インターネット仮想通貨ビットコインの取引所マウントゴックスの運営会社が経営破綻した問題で、顧客資産の管理を怠り不正流用したとして米国の顧客が2月28日までに、損害賠償を求めて米イリノイ州の連邦地裁に提訴した。
 米国内の同じ境遇の人を全て原告とする集団代表訴訟として扱うよう求めている。
 訴状によると、原告はイリノイ州在住の男性で、約2万5千ドル(約255万円)分のビットコインを預けていた。「人を欺く違法で不当な行為により(取引所の)利用者が損害を受けた」と主張し、運営会社と米国の子会社、カルプレス代表取締役を訴えた。

東京のビットコイン取引所のマウントゴックスは2月28日、75万ビットコインの預かり金の負債を抱え、民事再生法の適用申請を東京地方裁判所に行い破綻したが、債権者は10万7千人となっている。うち日本人は0.8%約千人が被害にあっている。逆算すれば99.2%約10万6千人がビットコインの外国人投資家からの預かり分である。

<マルク・カルプレス>
 リンクトインなどの経歴では、一貫してソフトウェアエンジニアのフランス人、年齢は28歳。
目黒区青葉台の高級住宅街の高層タワーマンション最上階。広さ約280㎡、家賃150万円に住む。
2009年に来日し、そのまま取引所を開設して起業した。
2009年12月に「Tibanne」。
2011年9月に「MtGox(マウントゴックス)」、
昨年10月に「Shade3D」を創業。
3社とも渋谷区の同じオフィスに籍を置いている。(訴状では米国子会社もあるようだ)
収入は、取引所のため手数料が収益となる。マウントゴックスは、月間約1000億円規模のビットコイン全体の取引量の7割以上のシェアを一時は占めた時期もあり、現在も大手の一角を占めていた。

「MtGox(マウントゴックス)」は、預かり金75万ビットコインのほかに、自己資金勘定の10万ビットコインも消失したと説明している。
 取引所のシステムの脆弱性を知り尽くしたソフトエンジニアであるカルプレスは、自らが支配するハッカーに持ち逃げさせた可能性は0とは言えない。

[ 2014年3月 3日 ]
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