アイコン 続、マレーシア航空機 5時間飛行の神隠しの怪

巨大UFOに拉致されたようなマレーシア航空B777型MH370便の行方不明事件。
管制通信不通となり消息不明となった同機は、北に向かっていたが管制レーダーから消えるとともに、一転進路を西方へ変え、1時間超飛び続け、マラッカ海峡の中ほどまで、軍のレーダーが捉えられていたと軍幹部がコメントしている。
 
また、4時間飛び続けていたという情報も入っている。
それを裏付けるように、米ホワイトハウスのカーニー報道官は13日、消息を絶っているマレーシア航空の捜索活動範囲がインド洋にまで拡大される可能性があることを明らかにしている。 
不明になって約4時間経ち、同機の「ACARS」と呼ばれる情報システムからエンジンデータが衛星に送信されていたことが判明したとしている。

B777型機の巡航速度890km/h(B仕様として航続距離最長14,250km)、航続距離からしてもMAXに至るまで飛び続けたとしたら、アフリカ南端を越え南大西洋へ行ってしまうことになる。
ただ、4時間超に限定すれば、レーダーによるマラッカ海峡までの航跡から、北スマトラ島北端アチェを越え、インド洋に。さらに、インド洋の北緯90度海嶺(インド洋からベンガル湾に至る海中の海嶺、地図では中央のまっすぐ北へ至る線)も越えてしまう辺りまで飛行したことになる。ただ、一帯の海は深く、島々はまったくない。

その海域での捜索は、航空機ではよほどの航続距離を持たなければ、捜索活動は困難となる。船舶や船舶に積むヘリコプターによる捜索となろうが、大きな面を針先で調査するようなもので不可能に近い。

世界各国の海軍が、軍事演習を兼、戦艦全部をインド洋に集結させたら、その限りでもないだろうが・・・。

米軍は、ある程度情報を得ているものと思われる。しかし、軍事情報をさらけ出すものとなり、情報開示は抑えよう。

<レーダー>
1、8日午前0時41分クアラルンプールを飛び立った同機が、空港の管制塔のレーダーで最後に確認されたのはマレーシア東部144キロ地点、飛行中の現地時間8日の午前1時21分で、離陸してから40分後だった。

2、マレーシア軍のレーダーは、同機が西に旋回して、約1時間当たり飛行を続けたと軍関係者が発言、ただ、軍本部は否定している。
 西に旋回しても管制塔のレーダーでも、同機の航跡を捕捉できると思うが・・・

<通信記録>全5時間飛行の可能性を指摘
同機が管制塔のレーダーが捕捉できなくなった時間前、同機のデータを送信する系統が「午前1時7分」に停止したのに続き、機体の位置情報を発信する応答機(トランスポンダー)が「午前1時21分」に停止していたと米ABCが報道している(米軍が情報を小出しにしてきたようだ) 。この14分間の差は人為的に操作した可能性が高いと報道されている。
 直近(14日19時38分)の報道では、西旋回した同機は、マラッカ海峡を横断、インドネシアスマトラ島北部アチェの航路チェックポイントを通過、アンダマン諸島の航路ポイントを午前2時15分ころ通過したとしている。(ただ、北スマトラ島の北方から北へアンダマン諸島は連なり、ミャンマー近くまで点々と所在する島々を称していい、アチェからアンダマン諸島を通過するとは考えられない)

定期メンテナンスと監視プログラムの一環として、同機のエンジンから地上に自動で送られた「ACARS」システムのデータによると、同機は合計5時間飛行していたようだと当局と米政府との協議で明らかにされている。
また、電子信号が発せられたことは、370便の緊急システムのスイッチが入っており、必要に応じて通信衛星との交信を始められる状態にあったことを示しているともいう。

<オートパイロット>
パイロットが何らかの原因で急激に意識不明となる直前、引き返そうとして、自動航行システムを入力、しかし入力途中に意識がなくなり、その時入力された数値に基づき、西旋回し飛び続けた。これでは2系統の通信スウィッチを時間を置き切ることはできない。

しかし、既に連絡が途絶え6日、空中給油でもしない限り、どっかに着陸したか、海中に墜落したか、海中への角度しだいでは、爆発せず、そのまま海の底へ。ただ、ガラス等は水圧で破損、水中から飛行機内のモノが少しだけ海上に浮上している可能性は高い。

<機体の問題>
1、2012年8月同機は翼を破損させている。ボーイング社が修理し、安全だとしている。翼部分にも燃料が積まれており、何らかの原因で破損部分が損傷し、燃料に火が回ったら一瞬のうちに高度約1万メートルで空中爆発、しかし、いくら残骸

2、ボーイング777型機はサテライトアンテナの下の胴体部分が損傷した場合、キャビン内の空気の圧力が一機に下がってしまうという構造的欠陥があるとし、2014年2月18日に当局より公表されている。当該機は2月23日に当問題に対して対応整備されたというが・・・。 整備した際、逆に悪化させた場合もありうる・・・
 これについては、同機と最後の管制官とのやり取りで、パイロットの言葉がシドロモドロ状態だったとも伝えられている。
しかし、これでは、マレーシア軍が西旋回して1時間超レーダーで捕捉していたことや、米政府との協議で判明した全5時間飛行していたとの整合性は取れない。

<ハイジャック・テロ含む人為説>
同機には、2人のイラン人が盗難パスポートを使用して搭乗していることが判明している。両者ともマレーシアへは正規の自分のパスポートで入国している。1人は19歳、もう1人は29歳で人身売買の記録あるという。2人の接点は判明していないが、2人のパスポートはアリという第3者の人物が同時に購入している。また、2人が同時に写った写真も公開されている。
何故に、自らのパスポートを使用しなかったのか謎となっている・・・。
ICPO(国際刑事警察機構)では、この2人のほか、全搭乗客の素性を割り出し中という。まだ何名も不審者がいるようだ。
パイロットがハイジャック・テロにより殺されたか隔離され、別の第3者が飛行機を操縦して、2つの通信装置の電源を、時間を経て切ったのではとハイジャック・テロ説も浮上している。
 ならば、どこへ飛び、どこに着陸したのか? 
離陸から4~5時間飛んでいた形跡がエンジン通信システムにより確認されたとしても、その後、どこへ行ったのか。
マラッカ海峡以降、マレーシア軍のレーダーには捕捉されておらず、そのまま、マラッカ海峡からスマトラ北部を越え、インド洋へ出たらば、残る推定の3時間あまりでどこへ行けるというのだろうか(巡航速度800kと仮定して、2400k圏内だ)。ビルマ・ミャンマー側へ飛んで行ったのか、それともインドネシアのジャングルの空地にでも強制着陸したのだろうか。通信回路をすべて遮断するとは相当な飛行機の技術者も必要になる。東南アジアの糞田舎の空港であっても、何らか連絡は入り、ジャングルや非空港に着陸しても住民から連絡が入るはずだ。ましてや、犯行声明も出ていない。
世界各国から、寄って集っても見つけられないマレーシア航空機である。

<偵察衛星>
光学偵察衛星の解像度は、現在では30cm以下といわれている。偵察衛星の解像度は衛星が搭載する光学機器等の性能とともに撮影高度も重要である。米国の偵察衛星KH(キーホール)衛星シリーズの最新型では総重量20トン以上もの巨体を、必要に応じて500km-600kmの通常の軌道高度から150kmまで降りてきて撮影を行なう事で、解像度10cm以下という世界最高レベルの解像度まで引き上げることも可能とされている。
 レーダー偵察機では、曇り・夜関係なく偵察でき、日本のレーダー偵察機4号でも1mを識別できる。米軍の場合はさらに細かく分析できる。

<通信傍受>ブラックボックス
飛行機が海没した場合、発見を容易にするため位置通報用の音響発信機(アコースティック・ビーコン)を内蔵している。バッテリーが30日しか持たないため、発見や引き上げ準備に手間取った場合、バッテリー切れで捜索が困難になることもある。

赤道上に配置されているという商業衛星のインテルサット通信衛星、その記録から割り出すことも可能と思われる。ただ、物体から発信されたその位置までわかるかは不明。

米軍の空母と無線傍受専用飛行機を大量投入すれば、容易に墜落地点が判明するものと思われる・・・。ただ、米軍は民用ではそこまでしない。その能力を察知されることは国の安全にもかかわることだから。残念。
中国もしょうもない衛星画像を提供していた(海域へ行ったら何もなかった)。中国国民に対し衛星まで使ってやってますよということを伝えるためだけに。本来の能力ではない画像情報を意識的に提出している。

 

[ 2014年3月15日 ]
モバイル
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
スポンサード リンク

コメント

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   


PICK UP

↑トップへ

サイト内検索