アイコン 危険 更年期対策サプリ「ESTROMON」(エストロモン)

 厚生労働省は18日、「更年期対策サプリ」としてインターネットで販売されている「ESTROMON」(エストロモン)という商品について、子宮から不正出血する健康被害が出たとして購入しないよう注意を呼びかけた。
本来は、医師の処方が必要な医薬品成分である女性ホルモンの一種が含まれ、薬事法上の未承認医薬品にあたるという。
 厚労省によると、商品はタイ製。インターネットで購入した九州地方に住む40代の女性に副作用とみられる不正出血が起き、今月、受診先の医療機関から厚労省に報告があったという。

製品名:「ESTROMON」(エストロモン)
製造販売業者:生医薬品(タイ製)
成分:エストロゲン(女性ホルモンの一種である卵胞ホルモン)
投与経路:経口
健康被害の概要:服用したところ、子宮からの不正出血が生じたため、婦人科を受診。患者は医師の措置により回復している。
 
1、国内で承認されているエストロゲンを含有する内服薬は、全て医師の処方が必要な医薬品。

2、インターネット上では「サプリメント」や「健康食品」などと称して、本来、医師の処方が必要な医薬品と同等の海外製品が販売されていることがあります。テレビ番組などの情報から、安易にインターネットで医薬品成分を含む製品を購入しない。

3、厚生労働省で確認したところ、「ESTROMON」の他にも、エストロゲン又はメドロキシプロゲステロン酢酸エステル(女性ホルモンの一種である黄体ホルモン)を含有する未承認医薬品として下記のものがインターネットで販売されていた。
購入した心当たりのある方は十分に注意が必要。異常があった場合には、医療機関を受診すること。
(1)PREMARIN(「プレマリン錠」として国内で承認されているものがあるが、医師の処方が必要な医薬品であり、インターネットでは買うことができない。)
(2)Provera(「プロベラ錠」として国内で承認されているものがあるが、医師の処方が必要な医薬品であり、インターネットでは買うことができない。)
(3)oestrogel(エストロジェル)

 

[ 2014年3月19日 ]
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