アイコン 肥満に朗報? ホウレン草に肥満抑制効果 ポパイも知らなかった

スウェーデン・ルンド大学の研究者が行った最新の研究によると、ホウレン草は体重抑制の効果があるという。
研究者は朝、実験参加者の体内に、ホウレン草からの抽出物を注射した結果、参加者の飢餓感が軽減され、1日の食欲が減少したという。
研 究者によると、ホウレン草に含まれるチラコイドと呼ばれる一種の化合物は体重を軽減する役割がある。ホウレン草は、葉緑体内部のたんぱく質と脂肪膜皮で光 合成が行われるが、チラコイドの含有量が最高となっている。チラコイドは食物の消化プロセスを緩和し、腸内で満腹感のホルモンを生じるため、体重を抑制す る働きがあるという。

以上によれば、ホウレン草のエキスを注射することで、満腹感に至り食欲を抑制する効果があるというものだが、ホウレン草を食べてもその効果が同じかどうかは不明。
それでなくても、ホウレン草にはベータカロチンやビタミンC、B1、B2、が多く含まれ、鉄、銅などのミネラル分も豊富に含んでいる。
西欧では、ホウレン草は疲労回復や精力増強のための健康野菜の代表格。
東洋では、ホウレン草は漢方生薬の一つであり健康維持や病気の予防、ときには病気の治療のために利用されている。
原産国:中央アジア、日本へは江戸時代渡来。

ホウレン草のスピナコシド類とバセラサポニン類には、小腸でのグルコースの吸収抑制等による「血糖値上昇抑制活性」が認められている。ただ、ホウレンソウには、シュウ酸が多く含まれており、度を越えて多量に摂取し続けた場合、カルシウムの吸収を阻害したり、シュウ酸が体内でカルシウムと結合し腎臓や尿路にシュウ酸カルシウムの結石を引き起こすことがあるとされ、削り節、牛乳、カルシウムを多く含んだ食品を一緒に食べるか、湯がきシュウ酸を溶け出させる必要があるという。
日本では、ホウレン草は昔から、「御浸し」として食するが理に適っている。


 

[ 2014年3月24日 ]
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