京大/iPSで血小板大量作製 輸血安定供給へ
人工多能性幹細胞(iPS細胞)から、血小板のもとになる巨核球という細胞を作製し、血小板を大量に作り出す方法を京大iPS細胞研究所などのチームが確立し、13日付の米科学誌セル・ステム・セル電子版に発表した。
血小板は血液成分の一つで、血液がんの患者らへの輸血に利用される。献血で集められるが、保存期間は短く慢性的に不足し安定供給が課題だ。
東大や京大の研究者らが設立したベンチャー企業「メガカリオン」は、今回の方法で作る巨核球を凍結保存するバンクを京大に設置しており、本格的な作製を3月末から始める予定。
以上、報道各社
会社名
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株式会社メガカリオン Megakaryon Corporation
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設立
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2011年9月9日
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所在地
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本社
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東京都港区白金台四丁目6番1
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東京大学医科学研究所 アムジェンホール
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京都開発センター
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京都市左京区聖護院川原町54
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京都大学医学部附属病院 先端医療機器開発・臨床研究センター
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資本金
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5億9025万円
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役員
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三輪 玄二郎 代表取締役社長 創業者
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渡部 素生 取締役 最高技術責任者
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赤松 健一 取締役 最高執行責任者
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芦田 耕一 社外取締役 (株)産業革新機構
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梅田 和宏 社外監査役 (株)産業革新機構
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科学諮問委員
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山中 伸弥
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京都大学iPS細胞研究所 所長
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京都大学物質・細胞統合システム拠点 教授
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中内 啓光
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東京大学幹細胞治療研究センター・センター長
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東京大学医科学研究所 教授
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江藤 浩之
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京都大学iPS細胞研究所 臨床応用部門 教授
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Sherrill J. Slichter
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米国ワシントン大学医学部血液学科 教授
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事業目的
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iPS細胞株から高品質の血小板及び赤血球を産生し、献血に依存しない ①計画的安定供給が可能で、②安全性が高く、③医療コストの低い、血液製剤を開発する。
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患者由来のiPS細胞から抗原特異的T細胞を再生し患者に投与し、エイズ・癌、肝炎等を治療する技術を開発する。
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株主
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三輪玄二郎 江藤浩之 中内啓光 渡部素生 赤松健一
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iPSアカデミアジャパン(株) (株)iCELL
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(株)産業革新機構 SMBCベンチャーキャピタル(株) みずほキャピタル(株) 三菱UFJキャピタル(株)
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<三輪玄二郎社長略歴>
1951年(昭和26年)10月11日生
東京都出身。56歳。麻布高校卒業後、東京大学理科一類より経済学部に進学、1974年(昭和49年)に卒業し、三菱油化(現、三菱ケミカル)に入社。84年、ハーバード大学経営大学院修士課程修了(MBA)し、ベイン・アンド・カンパニーに入社。86年、セント・トーマス・アソシエイツ・インクを創業、社長。05年、ビスタマックス・ファンド・アドバイザーズを創業し、代表取締役。趣味は、将棋(五段)。
東京都出身。56歳。麻布高校卒業後、東京大学理科一類より経済学部に進学、1974年(昭和49年)に卒業し、三菱油化(現、三菱ケミカル)に入社。84年、ハーバード大学経営大学院修士課程修了(MBA)し、ベイン・アンド・カンパニーに入社。86年、セント・トーマス・アソシエイツ・インクを創業、社長。05年、ビスタマックス・ファンド・アドバイザーズを創業し、代表取締役。趣味は、将棋(五段)。
[ 2014年2月14日 ]

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