日本バスケ協会 MS閲覧ソフトのウイルス汚染を情報公開せず
日本バスケットボール協会は9日、2月19日に外部からのホームページ侵入者により、同協会のHPにウイルスが植え付けられ、そのウイルスは閲覧した人のパソコンから情報を盗み取るウイルスであり、悪用されていないか注意を呼びかけている。
この状態は、少なくとも8日間にわたって続き、この間、約5万5000件の閲覧があったという。しかし、同協会はこれまでこうした事実を公表していなかった。
手口は、当時まだ明らかになっていなかったMS社のインターネットエクスプローラ=閲覧(検索)ソフトの欠陥をついたもので、閲覧者自身のパソコンを感染させ、外部から自由に操るというウイルス。
シマンテックは、2020東京五輪開催を前に、ページを見た協会関係者の情報を盗みだそうとした可能性もあるとみている。
日本バスケットボール協会は、ページを改ざんされた時期に閲覧した人に対して、ウイルス対策ソフトでパソコンが感染していないか調べるよう今になって呼びかけている。
感染している場合、パソコンでネット銀行利用やクレジット決済など使用していた場合、そのID番号など盗み出されている可能性があり、当該者は至急チェックする必要がある。
[ 2014年5月 9日 ]
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