アイコン 東京ディズニーシー内「ホテルミラコスタ」でノロウイルス集団感染 食中毒ではない?

東京ディズニーシーの中にある「ホテルミラコスタ」で4月26日、披露宴に出席した客など131人が下痢やおう吐の症状を訴えていたことが分かり、千葉県はノロウイルスの集団感染とみてホテル内を消毒するよう指導したと8日報道されている。

26 日の4つの披露宴の客106人が下痢やおう吐の症状を訴え、千葉県が検査したところ、52人からノロウイルスが検出されたほか、同じような症状を訴えたホ テルの従業員25人のうち9人からもノロウイルスを検出していた。重症の人はおらず、いずれもすでに快方に向かっているという。

披露宴の料理を食べていない従業員にも症状が出たことから、千葉県はノロウイルスの集団感染とみて、ホテル内を消毒するよう指導したという。

また、ホテルを運営するミリアルリゾートホテルズは「多大なご迷惑をおかけし深くおわびするとともに、安心して利用して頂けるよう徹底した衛生管理を行いたい」と話しているという。

東京ディズニーシーのHPには、
『千葉県市川保健所による調査では、今回の感染性胃腸炎は、ホテルで調理、提供された食事を原因とするものではなく、食中毒ではないと報告を受けております。・・・・
東京ディズニーシー・ホテルミラコスタでは、すでに宴会施設の全エリアに保健所の指導に基づいた消毒を行っており、5月9日(金)より宴会の通常営業を再開することといたします。』
と掲載している。

千葉県は、相手が相手だけに、営業停止処分など行っていないようだが・・・。
ディズニーは稼ぎ時のGWになることから、即発表しなかっただろうが、保険所もそれに協力したものとも見られよう。

何か腑に落ちない。
4つの宴会で食事をした人たちが感染しているが、食事は原因ではないと断定している。
その根拠を市川保険所に確認したところ、
1、ホテル等では調理提供したものは一定期間保存するようになっており、その保存品からはノロウイルスが検出されなかった。
2、食材や調理を担当している人からノロウイルスは検出されなかった。
ことを根拠にしたという。

現在のところ、同ホテルには、当時、ノロウイルスに感染した従業員がいっぱいおり、その従業員たちが、宴会客たちに唾などで直接感染させたということになる。
しかし、そうした従業員たちがいるにもかかわらず、ホテルの宿泊部門やレストラ部門は、26日以降も営業を続けている。それほど、従業員たちが強いウイルスに感染していたら、ほかのいろいろな部門の人たちにも感染しているはずだが・・・。

保険所は食中毒の通知はいつ受けたのか
発生は26日、現場調査は何日にしたのか。
保存品は調べたというが、宴会で出された料理の残渣は調べたのか
従業員の感染検査は宴会関係部門だけだっのか、ほかの部門は・・・
従業員の健康管理についての指導は・・・
100人以上の集団感染なのに、なぜ、これまで公表しなかったのか
などを質問しようとしているが、より詳しい者から連絡させるとした保険所から連絡がまだこない。

<ノロウイルスの感染>
1、飲食物からの感染(感染型食中毒)
a. 食中毒:ウイルスを蓄積した食材およびウイルスで汚染された食品を喫食して感染。
b. 水系感染:水道水、井戸水などがウイルスで汚染され、その水を飲み感染。
2、ヒトからヒト
c. 感染者の糞便や吐瀉物から便器や手指を介して感染。
(ドアのノブなどからもウイルスが発見される事例がある)
d. 感染者の糞便や吐瀉物に排出されたウイルスが付着し、飛散した飛沫から空気感染。
(飛沫感染或いは塵埃感染とも呼ばれる)
e. 感染者が十分に手を洗わず調理した食品を食べ感染。
(エタノールや逆性石鹸に対する抵抗性があり、水道水に含まれる塩素にもある程度の耐性を持っているため、洗浄が不十分になりやすい)

[ 2014年5月 9日 ]
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