アイコン 韓国 沈没事故を捜査する側もされる側も癒着 情報漏えいの海洋警察官を逮捕

4月16日午前11時15分完全沈没したフェリーのセウォル 号、まだ29人が不明のままとなっている。日本の救助支援を断った韓国であるが、海難救助専門の潜水士は皆無だったといい、海洋警察や軍など多くの救助関 係者が見守る中で沈没、しかし、その後、誰一人として助けることができなかった。

セウォル号沈没事故では、韓国の膿が噴出している。
セ ウォル号沈没事故に関連して、海運汚職について捜査中の釜山地方検察庁特別捜査チームは、国の委託を受け船舶の安全検査を行う韓国船級協会に関する捜査情 報を海洋警察の担当者に流したとして、検察庁特別捜査チーム所属の捜査官C氏を在宅で立件し、また検察捜査官C氏から受け取った情報を韓国船級協会の法務 チーム長に伝えた海洋警察のL警視の身柄を逮捕した。

検察は2人の逮捕状を申請したが、裁判所は海洋警察のL氏についてのみ逮捕状を出した。
一方、韓国船級協会は、家宅捜索が行われる前に、重要資料をパソコンなどから削除したことも分かった。釜山地検は海洋警察に対し、韓国船級協会の前職・現職幹部によるヨットの使用状況に関する資料を提出するよう文書で要請したが、海洋警察のL氏は、この文書を携帯電話で撮影し、事前に韓国船級協会に送っていたという。

  旅客船「セウォル号」が沈没した際、船に設置されていた46隻の救命ボートのうち1隻しか使える状態ではなかったことが問題となっているが、今年2月にこの救命ボート全てについて「良好」との判定を下していたのも同協会だった(約20年前日本で船舶が製造された際救命ボートは設置され、その後一度も改修されず、船を塗装した時、塗装により船体と救命ボートがくっ付き、まったく動かせない状態になっていたという。船長ら乗組員はこのことを知っていて、乗船客に対し避難誘導することをためらったのではないかとも報道されている)。

同協会の会長には、これまで11人が就任しているが、その中の8人は海洋水産部(省)の元幹部による天下り。
海洋水産部は退職した官僚を韓国船級協会に再就職させ、同協会は海洋水産部から監督を受ける際、彼らを前面に立てるなどして利用していた。

このような実態が知られるようになると「業界とこれを監督する政府部処(省庁)による癒着が、海運業界の安全管理をずさんなものにした」「これが最終的にセウォル号沈没という悲惨な事故を招いた」などと激しい批判が巻き起こった。
 しかも、この黒い癒着を解明する捜査の過程で、今度は捜査機関の担当者も被疑者と癒着していた。検察捜査官C氏は、海洋警察に勤務する親戚を通じて1年前に海洋警察のL氏と知り合い、それ以来ずっと親しく付き合ってきたという。
また海洋警察のL氏は、海洋警察で情報を取り扱う業務を担当しながら、韓国船級協会の法務チーム長とも顔見知りになっていたという。
その結果、検察捜査官C氏と海洋警察L氏は、個人的な関係を自らの職務よりも優先させて捜査の守秘義務を守らず、C氏はL氏を通じて、検察による捜査状況を韓国船級協会にリアルタイムで知らせていたことが判明している。
以上。

韓国の官・民は、上から下までくんずほぐれつ状態をさらけ出している。原発でさえ、原発発電所が偽装部品を規格品質証明書を改ざんしてまで平気で取り付ける国である。
その諸悪の根源は官と民の癒着=とりわけ天下りにあると思われるが、どっかの国とそっくりさんだ・・・。

 

[ 2014年5月12日 ]
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